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1- レス

【HPより】ファイアーモリブレム13【容量が危ない】


[782]モリブレム ◆lT1/XKcIlo :2010/03/01(月) 23:14:04 ID:???
???「とにかく一度ここまでの戦況を確認しておきたい。ミシェイル公とも、もう一度じっくりと話をしたいと思っていたところだ」

スッ……

深く帽子を被った金髪の青年が、後ろの精悍な男三人を引き連れて立ち上がる。
そしてもう一度グラウンドのマルスを見やり、最後に帽子を取り特別放送席に座る大会委員長ニーナの方を慈しむように眺める。
会場を包む熱気の風に、鮮やかな金色の髪があざやかに靡く。誰もが目を引くだろう耽美な顔つきの騎士。
そう、かれこそがドルーア同盟の三筆頭の一つであるグルニアの『黒騎士団』を束ねる者。

カミュ「(……良くぞここまで、生き延びてくれた。あとは……アリティアの王子とその部下たちが貴女をお守りすることだろう)」

ロベルト・ベルフ・ライデン「「「はっ。カミュ将軍!」」」

カミュ「(またどこかで会おう。マルス王子。いつか彼とは本気で剣を交えてみたいものだ……)」

黒騎士カミュ。後に森崎とマルスの前に立ちふさがる大陸最強の聖騎士が、
このノルダの闘技場に来たことを彼の部下三人以外に誰も知ることはなかった。



その頃フィールド中央ではマルスとシーダが同点ゴールを決めたことで仲間たちに賛美の声をかけられていた。

アベル「さすがはマルス様!よくぞ決めてくださりました!」

バーツ「流石は姫様だぜぇ!あのやかましいキーパーのぶっ飛ぶ姿、いい見世物でしたぜ!」

ミネルバ「よくやってくれた…これで我々の苦労も報われるというものだ」

マリク「そ、そうですねぇ…へ、へへ……さすがはマルス様だ。最高です…!」

森崎「よしよし。早い段階で同点に追いつけたのはかなり嬉しいことだぜ。
   誰もがマルスたちを褒め称えて祝福してるけど、俺はなんて声をかけるかな?」


0ch BBS 2007-01-24