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1- レス

森崎立志伝


[871]森崎立志伝 ◆OPeiOgRwKM :2010/03/21(日) 23:07:57 ID:???
★織田FC 全シュート力122体力ペナ-1=121( ダイヤJ )( スペード5 )=137
★毒蝮FC 全シュート力121体力ペナ-8=113( ハートJ )( クラブK )=137
なんと同数!= 試合の決着は…!

なんと…午後過ぎに終わると思われた試合も
もう夕方に入ったのだが全く決着が付かない…
午前中から球を蹴りつづけている選手達は
体の限界を突破しながらもPK戦を続けていたが
PK戦の極度の緊張状態に精神が耐えられず気絶する者も出始めており 省36

[872]森崎立志伝 ◆OPeiOgRwKM :2010/03/21(日) 23:17:43 ID:???
山科『むう…この試合…このまま決着が付かない場合は…』

義輝『織田が仕掛けた試合ですからねぇ…毒蝮が守りきった
   と判断するのが筋だと思いますが…先程から見ていると
   どうも斎藤側にもこの試合に参加する為に民にかなりの圧政を
   強いているとお見受けできますね…このままでは…』

山科言継は判断した…最後まで決着が付かない試合に介入するのは
公家サッカー連盟の本意ではないが、このまま続けていては
将来有望な選手達の選手生命も絶たれる恐れがある… 省11

[873]森崎立志伝 ◆OPeiOgRwKM :2010/03/21(日) 23:19:54 ID:???
義輝(山科殿、どうなされました?)

山科(この試合…サッカー連盟を代表して没収試合とさせて貰います)

義輝(ふむ…それが一番手っ取り早い手段ですが…民はそれで納得いくでしょうか)

山科(こんなイレギュラーな状況だと幕府に何とかしてもらうしか手段は無いですよっと)

―っと山科は足利義輝に視線を傾ける

義輝『ふむ…確かにそうですな…ここは一肌脱ぎましょうぞ』
(堺で限定のプレミアム草履と限定蹴鞠が欲しかったのにッ!)

山科『では…』
省16

[874]森崎立志伝 ◆OPeiOgRwKM :2010/03/21(日) 23:31:44 ID:???
百姓一揆、森崎の知っている戦国時代ならそう呼ばれたであろう
ただ平穏なこの戦国時代においても一揆が発生してしまった。

どどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどどど

会場の不満を持った民衆達は殆どが美濃の民で構成されており
その数、凡そ4万……………会場外にも伝聞で場内の状況が行き来
していた様で本当の人数はもっと居たかも知れない…

森崎(う……なんだ?って…)『ゲエッ!!!』

信長(……ん!?)ムクッ『……皆起きろぉ!!』
省17

[875]森崎立志伝 ◆OPeiOgRwKM :2010/03/21(日) 23:37:05 ID:???
織田の選手達が狼狽している傍ら、美濃側でも同じ事が起きていた

明智(うう……!)『み!みんな!急いで起きろ!!』

明智の鶴の一声で美濃側の選手達も一気に目が覚める

中山『!? 明智さん!民衆達が…どうして!?』

明智『そもそもこの試合自体が無茶だったんだよ中山君!
   こんな様では納得出来ないのは当然だ!』

仙石『あ…足が…俺はここで死ぬんだな…』

可児『ばっか野郎!俺はまだ大陸に生えてる笹を食うまで死んでたまるかよ!』
省21

[876]森崎立志伝 ◆OPeiOgRwKM :2010/03/21(日) 23:52:52 ID:???
信長・明智『……万事休す…か』

信長と明智が諦め、他の選手達も自らの運命を悟った…―その時
押し寄せてくる民衆を掻き分けて馬に跨った人が
猛烈な勢いで選手たちに駆けてくる、その数凡そ20数基

山科『皆さん!急いで後ろに乗って下さい!』

信長『!?山科さん!』

駆けつけて来たのは山科言継と足利義輝
京から派遣されてきた試合の運営係達の集団であった

義輝『お前らぁ!早く乗れェ!このまま京まで行くっ!』
省19

[877]森崎立志伝 ◆OPeiOgRwKM :2010/03/22(月) 00:02:43 ID:???
もう殆どの選手達は其々の馬に跨りとっくに会場から出ており
残されているのは義輝と龍興が気になる中山だけになってしまった

義輝『ええぃ!何をモタモタしている!オラッ!』ガシッ!中山『う!うわっ!』

義輝の背中に無理やり引っ張り上げられて中山は馬に跨った
馬も後方の脅威を感じていたのか猛烈な勢いで会場から離れて行く

中山『え!?ちょ、ちょっと!まだ龍興さんが!』

義輝『もう無理だ!捨て桶おけ!』
省23

[878]森崎立志伝 ◆OPeiOgRwKM :2010/03/22(月) 00:16:26 ID:???
その集団を見つめる存在が湖上に浮かんでいる

磯○『ふーん…あれってもしかして織田と斎藤の連中?』

一人の男が隣で浮き袋に乗った男に語りかける

浅○『多分…でも何か様子が変だブー』

海○『しかし、物凄い勢いで駆けて行きましたね・・・』

浅○『まあいいや、そんなことより己を磨くが良し…』

磯○『いい加減自分で泳げないんすか?』

浅○『黙れ小僧!』

―琵琶湖下流付近
省19

[879]森崎立志伝 ◆OPeiOgRwKM :2010/03/22(月) 00:27:14 ID:???
山科『義輝さんに連盟の皆さん!京に着いたら取りあえず
私の診療所に直行でお願いします!約1名
ただの失神じゃない患者がいます!』

義輝『ふむ…了解です…』

森崎は意識が少しだけ戻り、目を少しだけ開けた
目を開けた先には広い湖だけが広がっている…

森崎(…揺れるなぁ…疲れた体にはちとキツイぜ…
   今は…湖って事は…琵琶湖?何処に向かっているんだ…?)

そして―森崎はまた従者の背中に体を預けて眠った
省11

[880]森崎立志伝 ◆OPeiOgRwKM :2010/03/22(月) 00:28:32 ID:???
今日はここまで


0ch BBS 2007-01-24