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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】


[193]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/22(月) 17:45:51 ID:???
魅魔「なんともまあ、無茶苦茶なキック力にシュートコントロールだ……」
靈夢「霊夢も、努力さえ怠らなければこれくらいは出来た筈なのだけれどね……。
   はぁ、しかもこれで全然燃えてもいないから困るわ……」
魅魔「魔理沙の方は……うん、少しは顔が強張って危機感をふつふつ募らせてきたみたいだね。 いい傾向だ。
   さぁて、それはそれとして……これに勝つにはどうしたもんかねぇ」
靈夢「シュートを止めるのは不可能。 なら、打つ前に止めるしかないのだけれど……」
魅魔「そうだねぇ……しかし、そう単純ならオータムスカイズは竹林カップで優勝してない」
靈夢「果たしてどうしたものかしら……」

紫「……予想外の更に上を行く予想外ねぇ」
萃香「うーん、こりゃ本当にうかうかしてらんない」

反町のシュートを見て目を丸くしていたのは、何も一般観客席の者達だけではない。
VIP席に鎮座していた幻想郷最強のGKと言われる八雲紫、そして伊吹萃香。
彼女達もまた、反町のシュートにただただ感嘆の息を吐いていたのである。

幽々子「実際には、レミリアのノンレッドサンとも大差があるという訳ではないけれど……」
紫「ここでゴールを決めた、というその事実は余りにも大きいわね。
  何よりも勝負強い、その強さは何者にも勝る確かな要素……萃香じゃないけど、本当にうかうかしてられないわね。
  まあ、今度の大会に私は出ないけれど」
萃香「ありゃ、勿体無い。 こんなシュートと対戦する絶好の機会だってのに」
紫「あなたが出れば十分でしょう。 私も出たいのは山々だけど、色々と準備があるの」
萃香「ふーん……まあいいや。 後で満を持して出てきて、さらりと決められないように気をつけなよ」
紫(……割と本気でそうなりそうだから怖いわよね。 練習だけはしっかりしておかないと)

そして、フィールドに目を移すと……。
まず、妖怪チームのゴール前では負傷したこいしがさとりの手によって素早く治療をされており。
にとり、そしてチルノといったオータムスカイズの誇る二大DFは悔しそうに反町の背中を見つめていた。


0ch BBS 2007-01-24