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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】
[349]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/02/26(金) 16:49:53 ID:???
魔理沙と霊夢がまた一つ、オータムスカイズの選手の実力について驚いていた頃。
一方で、唯一吹き飛ばされてしまったチルノはといえば地面に這い蹲り。
歯軋りをしながら荒く息を吐きつつ、よろよろと起き上がろうとしていた。
チルノ(うぐぐっ……ど、どちくしょー! あたいはさいきょー! あたいはさいきょー!
負けて、負けて、負けてたまるか!)
にとりに出来て自分に出来ない筈は無い、と何度も自分に言い聞かせながら闘志を燃やすチルノ。
しかし、怪我をしている上にここまで何度も吹き飛ばされた事で既に体力も少なく。
どこかその目は虚ろであり、そして、体も自身の思うようには動かないのであった。
ヒューイ(うーん……惜しいなぁ、人間。 もうちょっとでハットトリックだったのに)
サンタナ(でも、チルノの奴を吹き飛ばせたからいいわ! ざまーかんかんよ!
ここまで全然活躍してないし、これであいつの知名度も地に落ちたも同然ね!)
妖精1(……やっぱり、あの河童も強い事は強いのよね)
大妖精(ああああああ! チ、チルノちゃん、やっぱり駄目だよ! もうブロック入っちゃ駄目だよ、チルノちゃん!)
にとり「よし……! さぁ、今度はこっちの攻撃だよッ!!」
まだ熱気冷め遣らぬフィールドの中、にとりは観客達に応えつつ。
そのまま大きくボールをロングフィード。
ボールは反町、そして魔理沙の頭上を大きく越えて中盤へと一気に飛び上がり……。
レミリア「…………」
ジョン「あ、あああああ〜っとぉ! ここで、ボールはセンターサークルに鎮座するレミリア選手へと渡ったァァ!!
しかし、しかしレミリア選手、一歩も動きません! 一体どうしたのかァ!?」
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0ch BBS 2007-01-24