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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】


[558]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 16:35:31 ID:???
魔理沙と霊夢の渾身のシュートも通用せず、ここまでかと人間チームを応援する者達が嘆きの声をあげ。
妖怪チームを応援する者達が歓喜の声をあげる中……。
しかし、まだ試合は終わっていないとにとりの零したボールに詰め寄せていた選手がいた。
俊足を生かし、キックオフと同時に一気に駆け上がってゴール前に馳せ参じていた選手――魂魄妖夢である。
これで勝ったと思わず笑みを浮かべ、倒れこむにとりの視線の先で……。
零れたボールは妖怪チームの者達がフォローする暇もなく、妖夢が確保してしまう。

ジョン「あ、あああっとぉ!? まだです! まだ人間チームの攻撃は終了していないィィィッ!!
    なんと妖夢選手、ここでボールをフォローしたァァァッ!!
    これが正真正銘、ラストチャンスだァァッ!!」

こいし「げっ!? ま、まずっ!? ボールを……」
反町「やった! よし、妖夢、こっちに……!」
幽香「させないわよ、キャプテン!」
反町「!?」

慌ててこいしが妖夢からボールを奪おうとする一方。
反町は即座に妖夢にボールを貰おうと手を上げてアピールしようとするが……。
その瞬間、反町へのパスコースには幽香が進入。
にこりと笑みを浮かべつつ、しかしまるで一分も油断をしている様子は見せない。

幽香(キャプテンのシュートなら多少距離があろうと入っちゃうものね……。
   悪いけれど、私達も勝ちたいから……ここは本気で防ぐわよ)
反町(くっ、拙い……これじゃあボールをもらえない……)


0ch BBS 2007-01-24