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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】


[584]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 18:41:14 ID:???
>C.リグル、諏訪子に挨拶をする
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反町(リグル……ど、どうしたんだ?)

反町としては、素早く自陣に戻り三杉達と合流するのが一番かと思ったのだが……。
それよりも何よりも、フィールド中央部で棒立ち状態となっているリグルのことが気になった。
リグルの性格からして、今のこの状況は勝利した事に喜び小躍りしていてもおかしくない場面。
しかし、まるでリグルは微動だにしないままフィールドで立ち尽くしているのである。
一体どうしたのかと心配になりながら反町が近づくと……近くにいた諏訪子が気づいたのか。
反町に対して、心配そうな表情でリグルの肩を持ちながら声をかける。

諏訪子「そ、反町君。 なんだかこの子の様子がおかしいんだよ……」
反町「ど、どうしたんです?」

焦る反町に対し何だかぶつぶつ言葉を呟いているんだ、と説明する諏訪子。
よくよく見てみると……虚ろな瞳で虚空を見ながら、リグルは確かになにやらを呟いている様子。
一体何を言っているのだろうかと耳を近づけてみると……。

リグル「私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……。
    私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……私はエース……」
反町「…………」
諏訪子「ど、どうしちゃったのかなこの子?
    前の試合からこういう事よく言うから、虚言癖や妄想壁がありそうとは思ってたけど……」

リグルがずっと呟いているのは、自分はエースだと言い聞かせる言葉。
この試合、シュートチャンスが何度かあったもののそれら全てを失敗させてしまったリグル。
1得点も上げられないというのは、オータムスカイズのエースストライカーと自称するリグルにとっては計算外の事だったのだろう。
一方で諏訪子はお医者さんもいるし呼んだ方がいいかな?と反町に問いかけてくるのだが……。

反町(こ、これって……要するに、俺が今まで訂正してこなかったからだよな……)


0ch BBS 2007-01-24