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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】


[604]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/02/28(日) 20:01:19 ID:???
>相棒としてのプライド→ ダイヤK =リグル「う、うん! ありがとう!」 素直に感謝だ!これは何としても付き合ってやらなきゃ!
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リグルとしては、正直なところこの反町の申し出を受けるかどうかは迷った。
リグルにとって、反町とは決して上の存在ではなく相棒。即ち、対等な立場の選手なのである。
だというのに、この試合では選手として圧倒的に負け。
それに加えてその反町にシュートを教えてもらうというのは、即ち反町の相棒を名乗るに値しないという事だと考えたのだ。

リグル(でも……実際、地上シュートが無いと前半みたいな時に困るだろうし……。
    反町と一緒に練習したほうが覚えるのは早くなるだろうし……)

あまりいいとは言えない頭を使い、どう答えるのが最善かと考えるリグル。
ストライカーとして、自身のプライドを考えればここで反町に甘えるのは断じて否。
そんな事をしていては、反町の相棒を名乗る事は出来ないし、出来よう筈も無い。
しかし、オータムスカイズの事を考えれば……エースとして更なる成長をしなければならないとも考える。
エースストライカーとして動く際、どちらを取るのが先決なのか……。
逡巡した後、リグルは答えを出した。

リグル「ち、地上シュート! 開発しよう!」
反町「ああ、頑張ろう!」
リグル(そして、もう一度反町の相棒をちゃんと名乗れるくらいまでレベルアップするんだ……!)

並べて考えてみれば、どちらが重要かは明らかである。
自身の何の役に立たないプライドよりも、更なる成長を遂げる事が一番必要不可欠だ。
その為ならば、どんな事でもするのが真のエースだと考えリグルは反町に教えを乞う事を選ぶ。
リグルの瞳にもはや迷いは無く、ただ更なる強さを求める思いがそこにあるのみだった。

諏訪子(……へぇ)


0ch BBS 2007-01-24