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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】
[650]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 18:42:17 ID:???
パイプ椅子に腰掛け、腕組みをしながら顔を上げて反町の顔を覗き込む三杉。
思わず反町はその挙動に物怖じし……一歩下がりつつ、どもりながら返答をする。
それを見て三杉はくつくつと笑いながらも眦を上げ、口を開いた。
三杉「君達オータムスカイズは、次の大会ではどのチームにもマークされると思っていた方がいい」
反町「う……」
シェスター「そうそう、なんてったって竹林カップの優勝チームだしね」
西尾?「どのチームも、打倒オータムスカイズを目指して竹林カップからの練習を過ごしてきておるんじゃ」
三杉「そういう事だよ。 ……僕も、勿論目標は打倒君達オータムスカイズだ」
口元に微笑こそ残っているものの、その目は真剣そのもの。
竹林カップでは戦う事こそ敵わなかったが、それでも三杉はオータムスカイズの打倒を目指していた。
そして、それはこの場にいるシェスター、西尾?もまた同じ。
既に今のオータムスカイズは、反町と秋姉妹しかいなかった頃の弱小チームではない。
それぞれが得意な能力を持ち、しっかりと仕事をこなすようになった事により。
爆発的な攻撃力と堅固な守備力を併せ持つ、永遠亭ルナティックスにも勝った名門軍団へと生まれ変わっていたのである。
反町(そうか……オータムスカイズは、もうそこまで強くなってるんだよな。
……竹林カップでは一敗したけれど、優勝したし……)
三杉「……っと。 そろそろ、向こうも着替えが終わる頃かな?」
どことなく感慨深くなり、思わず今まで幻想郷で過ごしてきた事を思い出す反町。
そうこうしている内に女性陣も着替えが終わったらしく、反町は三杉に促され。
そのまま別室からもとの控え室へと移動し、女性陣と合流。
今日の試合、お疲れ様でしたと改めて挨拶を交わし……揃ってこの控え室を出て霧の湖スタジアムを後にしようとする。
しかし、その瞬間……。
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0ch BBS 2007-01-24