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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】
[679]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/03/01(月) 21:41:06 ID:???
派遣をする国はイタリア、アルゼンチン、フランス、ウルグアイ、西ドイツ、そして……全日本。
それぞれの国に対し、紫は2・3名程の選手兼コーチを派遣し。
更に開催日時を一ヶ月伸ばす事により、外の世界の選手達を育て上げると説明する。
これには三杉、そして反町も空いた口が塞がらないのだが……。
紫はまるで構う様子も無く、更に続ける。
紫「確か規定によると23名が定員だった筈だけれど……こちらの方で25名まで増やさせてもらうわ。
全日本も、その人数に足りない分だけ幻想郷のメンバーを派遣させてもらうつもり」
三杉(……確か、見上監督の話ではフランスで中里が合流。 それに若林源三、岬太郎君も加入をする筈だったな。
僕を含めた全日本20名にそれら3人を加え……うん? いや、違うぞ……)
紫「因みに……貴方達以外にこの幻想郷にいる全日本Jrユースの彼については、この話はまだ話していません。
ただ、彼は……反町君と戦いたいようだから、道は別れるかもしれないわね」
反町「え? か、彼って誰です?」
三杉(そうすると、19+3の22……反町が幻想郷を選んだ場合は、21か……)
一体誰が自分と戦いたがっているのだろうと思わず頭の上に?を浮かべる反町。
一方で三杉は、これは既に決定事項……説得をしてやめろと言うことも出来ないだろうと判断し……。
冷静に、自身の置かれた状況……そして、自身が取るべき選択について考える。
しかし、反町はそんな三杉には一切構わず……更に紫に質問をぶつける。
反町「い、一体どうしてそんな……外の世界でサッカーなんてしようと思うんです?
幻想郷から外に出て、大丈夫なんですか? 平気なんですか?」
紫「確かに、それは問題よ……でも、それでも私達の目的の前では些細な事」
反町「目的?」
反町の問いに、紫はゆっくりと頷き……ややもったいぶってから、口を開く。
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0ch BBS 2007-01-24