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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】
[834]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/03/02(火) 21:52:21 ID:???
豹変した妖精1の怒声が、部屋の中に響き渡る。
今までの恨み辛み、妬みに憎悪に僻みに自虐、ありとあらゆる負の感情を混ぜあわせたかのような濁った瞳をしつつ。
妖精1は唾を飛ばしながら、にとりの耳を引っ張りながら耳元で怒鳴る。
体格差があるので、にとりならば簡単に引き剥がせる状況なのだが……。
妖精1のあまりの剣幕の凄さに、体を動かす事すらままならない。
にとり「おおおおお、落ち着いて妖精1! ととと、とにかく冷静に冷静に……」
妖精1「うっさい! あんたに指図される義理も義務も無いッ!
何でいっつも! いっつも! いっつも! いっつも!
あんたはそうやって師匠面しようとすんのよ!? あんたが、私に、何をしてくれたの!?」
にとり「!?」
そして、妖精1にそう面と向かって言われ……。
この時になってようやく、にとりは自身の考えがまるで間違いだったのだという事に気づくのだった。
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0ch BBS 2007-01-24