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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】
[875]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/03/04(木) 15:49:30 ID:???
>妖精1に救いの手を→ ダイヤ4 =妹紅「話は聞かせてもらったよ……」 妖精1の才能を見抜いていた妹紅が部屋に入ってきた!?
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その時、不意に妖精1の部屋の扉が開き一人の少女が入ってきた。
白い髪に無数のリボンをつけ、札が貼られたもんぺを履いた蓬莱人。
反町達の影響で友情に目覚め、熱い心を取り戻した熱血少女――藤原妹紅である。
当然ながら突然の侵入者ににとりはギョッとし、妖精1も目を見開くのだが……。
妹紅はそんな事などおかまいなし、とばかりにズカズカと部屋の中に入り込み。
にとりにしがみ付く妖精1の横にしゃがみ込むと、その頭にポンと手を乗せ語り始める。
妹紅「要するに、お前はサンタナ達と一緒に……一緒のレベルでサッカーが出来るようになりたいんだろう?」
妖精1「…………」
優しく語り掛ける妹紅に、妖精1は思わず素直に頷き……。
それを聞いてにこりと笑いながら、妹紅は妖精1の頭をごしゃごしゃと豪快にかきつつ。
今度はにとりの方へと振り向き、さてどうするのかという表情を浮かべる。
妹紅の突如の乱入に驚いていたにとりだが……その表情を見た瞬間、何とか気を取り直し。
妖精1の瞳を真っ直ぐ見つめつつ、その口を開いた。
にとり「妖精1、悪いけど……もうちょっとだけ、苦しいのに耐えておくれ」
妖精1「…………」
にとり「何とかお前を育ててみせる……サンタナとヒューイを相手に、胸を張って一緒に戦えるくらいに。
ただ、やっぱり今のお前とあいつらの間に実力の差がありすぎる。
それを埋めるには、少しばっかり苦しい思いをしてもらわなきゃならない。
私がそれまで定期的に見てやれてれば良かったんだけどね……ごめんよ、妖精1」
妖精1「……謝らないでよ。 私は、あんたにそんな事される義理なんて無い……」
にとり「……そうだね。 その通りだ」
まだにとりの事を師匠とは決して認めていない妖精1の言葉を、にとりは否定出来よう筈も無い。
今まで為さなかったことを、そう簡単に埋められる筈も無いのだ。
あくまでもにとりはその言葉をそのままに受け止め……しかし、それでももう一度口を開く。
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0ch BBS 2007-01-24