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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】


[877]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/04(木) 15:51:52 ID:???
そこまで言われては、妖精1も納得をせざるを得ない。
妹紅、そしてにとりの言葉を聞き……まだかなり疑いながらも、頷き了承をする。

妖精1「……本当に、私でも上手くなれる?」
にとり「私が保証する。 絶対にお前は強くなれる。 絶対にだ」
妖精1「………………」

その後、明日の朝に反町に詳しく話をするからと言い……。
にとりは今日の所は一先ず休めと声をかけてから妹紅と共に妖精1の部屋から退出。
それぞれの部屋へと戻りつつ、言葉を交し合う。

妹紅「いいかいにとり、今度は絶対にあいつの事を離さないでいてあげなよ。
   あいつだってまだ子供みたいなもんなんだ。 子供を見てやるのは保護者の責任だよ!」
にとり「わかってるよ……それより、妹紅。 どうしてお前さんまであいつの事を?」
妹紅「あいつに才能があるってのは私も練習を見ててわかったんだ。
   だからちょっと注意深く見てて……そしたらいきなりあいつの叫び声が聞こえてくるじゃないか。
   そんなのを放っておける程、私は冷血じゃないよ」
にとり「……だとすれば隣の部屋の奴にも……」
妹紅「いや、多分大丈夫だと思う。 隣はリグルで、もう寝てたみたいだからね……。
   とにかく、ちゃんと見てやろうにとり。 幾ら才能があるって言っても練習をさせなきゃ意味が無いからね」
にとり「うん、わかってる」

その後、二人は自分達の部屋へと戻っていき……にとりは妹紅を見送り自室へと入った後。
小さく溜息を吐いてから……しかし、布団にはすぐに入らず机に向かい、引き出しを開けて中からノートを取り出す。
題名は『妖精1育成計画』。その表紙を開きながら、にとりはペンを取り出し今まで書いてきたデータなどをもう一度見返す。


0ch BBS 2007-01-24