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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】
[893]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/03/05(金) 17:13:28 ID:???
そして、次の一組は――チルノとレティの冬コンビ。
今日の試合、再三に渡ってブロックを成功させられず吹き飛ばされたチルノは。
試合が終わってからも、怒りと焦りと悔しさとを混ぜたような表情を浮かべ不機嫌なままだった。
己を最強と自負する妖精にとって、一度もブロック出来ず吹き飛ばされ通しだったというのは相当な屈辱だったのだろう。
そんなチルノが肩を怒らせ鼻息荒くやってきたのは……レティの部屋である。
突然の来客にレティは驚くも、チルノの考えている事などがすぐに手に取るようにわかったのか部屋へと招きいれ。
チルノがこの部屋に訪れた目的、そして考えをゆっくりとチルノの口から聞く。
レティ「そう……今日の試合で、魔理沙に馬鹿にされて何も出来なかったのが悔しかったのね……」
チルノ「ふんっ! きょーは手加減してやったのよ!
あたいがさいきょーのぱーぺきなぱわーを見せれば、白黒なんてこっぱみじんこよ!」
レティ「はいはい……それで、どうするのチルノ?」
チルノ「つぎにあったときにもっとさいきょーのあたいのまっくすぱわーをみせるのよ!
白黒もあたいの前にひれ伏すよーなぱーぺきなぷれーであたいったらさいきょーね!」
レティ「で、その為に特訓をしたい……と」
チルノ「特訓じゃないわ! サッカーで死ぬ程遊んで上手くなるのよ!」
レティ(それを特訓って言うんだけどね……)
とにもかくにも、それに付き合ってという頼みを快く了承するレティ。
レティが付き合ってくれるなら百万馬力だ!と何か色々と間違った事を言いながら戻っていくチルノを見送りつつ。
レティは小さく溜息をつき、頬に手を当てながら考える。
レティ(サンタナ達に負け、白黒に負け……いい加減、鬱憤が溜まってるんでしょうねぇ。
それでも絶対に諦めないのがチルノの強さであり美点なんだけど…… とにかく、明日の特訓は頑張らないとね……)
こうして秋と冬の少女達が思い悩んでいる頃。反町はすっかり夢の世界へと旅立っているのだった。
反町「むにゃむにゃ……」
六十二日目 水曜日 終了
※早めの時間に寝たので反町のガッツが回復しました。 100/760→400/760
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0ch BBS 2007-01-24