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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】


[894]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/05(金) 17:14:59 ID:???
六十三日目 木曜日 早朝

鳥のさえずりが朝靄の中に響き渡り、反町がそろそろ起き出そうかと布団の中でもぞもぞしていた頃。
人里近くのコートで、偶然にも4人の妖怪、妖精、神様が一同に会した。

穣子「んあ?」
静葉「あら……」
レティ「まあ」
チルノ「あたい!」

咲夜、早朝に練習をしようと話し合っていたチルノとレティ。
そして、秋姉妹の二人が鉢合わせをしてしまったのである。
とはいえ、別に悪いことをしようとしている訳ではないので4人は別にこそこそするという事もなく。
そちらも特訓(チルノはあくまでそのワードを否定した)か、などと笑いあいつつ。
お互い成果が出すよう頑張ろうとエールを送りあってからそれぞれの練習に入ろうとするのだが……。

チルノ「ってゆーかさ、4人でサッカーしようよ」
穣子「ほあ? あ、あー、合同練習って事?」
チルノ「そーよ! あたいってば、天才よね!」

折角4人揃ったのだから、4人でやった方が効率も上がるし楽しいしと。
自身のアイデアを自慢するように胸を張りつつ提案するチルノ。
レティはそんなチルノの頭を撫でつつ、良ければ一緒に……と秋姉妹に顔を向けて呟き。
穣子は、少し迷うような視線を隣で佇む静葉へと向ける。
穣子にしてみれば既に克服はしたものの……静葉の心中には、まだ冬に対する苦手意識があるのだ。

穣子(私だって、このレティがグルメで打ち解けれてなきゃ今でもまだこいつらに苦手意識あるだろうしね……。
   どうするかは姉さんに任せるわ、どうするの?)
静葉「………………」


0ch BBS 2007-01-24