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【止まらない】幻想のポイズン28【大艦巨砲主義】


[909]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/05(金) 18:11:26 ID:???
静葉「……ここが、限界なのかしら」
穣子「んな訳ないでしょ姉さん……! まだまだ、まだまだ挽回できるわよ!」
静葉(でも、今日を含めてもう一週間しか次の大会までには無いのよ穣子……)
穣子(ここで終わってたまるもんですか……! こんな所で……!)

神様ではあるものの、所詮は八百万の中の二柱でしかない静葉と穣子。
ここがその神様としての限界なのかと静葉は呟くも……穣子は必死で否定をする。
それは、自身の心の中にも確かに芽生えてしまった感情だから。
ここでそれを、一瞬でも肯定しまっては……ただただ自分が惨めになるからである。

穣子(何がいつでも私はあんたの味方、よ……こんなんじゃ、味方してやることすら出来ない……!)

悔しさに歯噛みをする穣子に、ただ沈む静葉。チームの看板を背負い込む二人は、しばらくその場に立ち尽くすのだった。


0ch BBS 2007-01-24