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【自由人と】キャプテン霧雨43【苦労人たち】


[507]キャプテン霧雨 ◆2pV1gRdG.o :2010/02/28(日) 15:08:47 ID:???
いかに永琳といえど、短時間に詰め込んだ練習では粗い部分が多くならざるを得なかった。
その中で見える形で成果が出たのは、パスカットとシュートの2項目。
2つも成果が出たことに喜ぶルストだったが、永琳はむしろ悔しげな顔を見せる。

永琳「(………ダメね。パスカットはともかく、シュートは伸ばしても効果がない。
    実質、パスカットのみを鍛えたのと変わりないか……天才の名が泣くわね)」

一方の魔理沙たちの練習。いつものように、ゴールにシュートを放つ練習なのだが…
しかし、いつもと様相が異なっていた。ボッシの両足には数キロの重りが取り付けられていたのだ。
体力を消耗し、魔理沙にそれを訴える。

ボッシ「う、うぎぎ……な、なんで重しをつけてシュート練習を…!?」

魔理沙「バーカ。お前、パワーシュートにするんだろ?ネオなんちゃらを。
     それなら、技術云々じゃなくて、まずキック力がないとダメだ。
     荒波を砕くようなキック力が強力なシュートを生み出すんだ。お前にはそれが足りない」

ボッシ「そっか、わかったぜ……ナポ公を超えるためだもんな…うおおおおおおお!!!!」

ボゴォッ!!!ドッガァッ!!!

魔理沙の言葉に納得したらしく、大人しくシュート練習に戻るボッシ。
重りがあるにも関わらず、鋭いシュートを何発もゴールにぶち込んで行く。

魔理沙「(しかし……みるみるボッシはシュートが上手くなっていくな。私が教えることはもうないか…
      次からは、他の練習を見るか、個人練習に切り替えよう)」

こうして、2人の練習は(片方がコーチが不服そうだが)実りある結果に終わった。
明日は紅白戦だし、休息も必要と2人は喜び勇んで帰っていった。


0ch BBS 2007-01-24