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1- レス

【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】


[140]2 ◆vD5srW.8hU :2010/03/13(土) 11:31:33 ID:BRKsOKOT
若林「(こんな…こんな形で…)」

ガスッ!

若林「(負けるのか!?無能な味方のせいでPKをくらい、それで森崎に負けるなど…)」

ガスッ!

若林「納得出来るかァッ!!」

ガスッ!

ハンブルグサイドでは彼の視点では理不尽な形での失点で若林が荒れ狂っていた。
憤怒の表情で地面を何度も殴りつける彼に声をかけられる者はこのチームには居ない。

マイヤー「ワ、ワカバヤシ…」

カルツ「放っとけ。今のアイツには誰が何を言ったって意味が無い」

ポブルセン「そうだ。ワカバヤシなんかより今はどうやって点を取るかだ」

カペロマン「頭が痛くなる問題だな。今まで通りじゃ通用する保障は無いぞ」

メッツァ「どうするのさ、カルツ?」

カルツ「まあ待て、まだ一つ二つ位は試したい事がある」

幸か不幸かフィールダー達は彼抜きで作戦会議を始め逆転の算段を練り始める。
これが良い事なのか悪い事なのか、ようやく地面を殴る事に飽きた若林には判断しかねた。

若林「(くそっ、くそっ、くそっ!出来る物なら俺自身の手で森崎のゴールにシュートを打ち込みたい!
だがこの状況でそんな事をしても自殺行為だ。俺は、俺が勝つか負けるかも他者に委ねなくてはならないのか…)」

ほんの100m程度しか離れていない全日本ゴールとその前に立つ超モリサキ。
今の若林にはそれらがとてつもなく遠く思えた。


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0ch BBS 2007-01-24