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【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】
[276]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/03/20(土) 17:34:26 ID:pfL6302H
中里「彼奴め、敗者の態度ではなかったのう」
岬「まあ、チームメイトが彼を活かせていなかったのも事実だけどね」
石崎「それにしてもあいつと言いポブルセンと言い、ハンブルグって変な奴ばっかだな!」
松山「確かに。あのチームでキャプテンをやっているカルツは苦労しているだろうなあ」
フィールドの更に別所では山森が新田から労われていた。
二人の表情はお世辞にも明るい物ではなかった。
新田「ほら、タオルだ」
山森「サンキュー。汗らしい汗をかく機会も無かったけどな」
新田「…会心のジャンピングボレーだったのに、あっさり止められたな」
山森「…そういう事なんだろ。俺達の出番の少なさが全てを物語っている」
新田「確かに…今日俺が出ていてもなんの役にも立たなかっただろうな…」
山森「世界は広い。よーく分かったよ」
二人は先日の合宿とこの大会を通じて思い知らされた事があった。
それは即ち、今の自分達は世界レベルでは有象無象に過ぎない事である。
このままではこの先全日本ユースがどんな栄光を掴もうとも、
自分達はそれを見ているだけの側に回ってしまうだろうと気付かされていた。
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0ch BBS 2007-01-24