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【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】
[278]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/03/20(土) 17:34:52 ID:pfL6302H
だが成長を促す事は出来ても、それが原因で計算外の行動に出ようとしている者も居た。
他者との輪に入らず一人でベンチに戻ろうとしていた日向である。
日向「………ダメだ」
日向は万感の思いを込め小さく呟いた。彼は今、人生で初めて誰にも促される事無く自らを否定していた。
日向「(どうやら俺も甘かったらしい。このままじゃ世界なんか絶対に獲れやしねえ…
もっと力が必要だ。どんなGKも捻じ伏せられるシュートが。世界を俺の前に屈服させる力が!)」
今まで彼が自分を脅かす危険性があると認めたストライカーは西ドイツのカール・ハインツ・シュナイダーだけだった。
だがこの大会に現れたラモン・ビクトリーノ、火野竜馬、クリストフ・ポブルセン、チェザーレ・ストラットらは
間違いなく彼と同等以上のストライカーだった。日向小次郎は世界一のストライカーではなかったのだ。
この大会は日向に自らを鍛え直す必要を切実に感じさせある決意を固めさせた。
そしてその決意に基づき彼は周りの存在を無視しロッカールームへ向かいだした。
見上「むっ。どうした日向、何処へ行く」
日向「憂さ晴らしをしてきます。どうせ俺が居ない方がマスコミ受けは良いでしょう?
問題児日向小次郎、また身勝手な独断行動。高まるファンの顰蹙、とか言ってさ」
見上「同時に私の管理能力も問われるのだがな…まあいい、この大会の閉会セレモニーは
ささやかな物で後はキャプテンがトロフィーを掲げる表彰式だけだ。みつからない様に帰れよ」
日向「寛大な処置どうも」
若島津「(何か企んでいるな、あの目は)」
沢田「(日向さん…)」
反町「(やれやれ。今度は何をしでかすんだか)」
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