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【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】


[315]2 ◆vD5srW.8hU :2010/03/22(月) 17:10:06 ID:ShjjSqVH
約二十分後、翼は早苗に連れられ南葛市を見下ろせる小山に来ていた。
ここは翼が南葛市に引っ越してきた直後に石崎に案内された場所で、
若林邸に挑戦状代わりのサッカーボールを蹴り込んだのもここからである。

翼「うわあ、懐かしいなこの場所も!やっぱり良い眺めだ」

早苗「あら、知ってたの?ランニングで来た事があるとか?」

翼「ううん、ここは南葛市に引っ越してきた日に石崎くんに連れられてきた場所なんだ。
懐かしいなあ…あの後若林くんと勝負して、その後修哲少との対抗戦があって…」

思い出の場所とその光景に翼は頬を緩ませ見るからに機嫌が良くなった。
分かりやすい反応に早苗もクスクスと笑う。

早苗「小学校の頃なのに良く覚えているのね」

翼「そりゃあ、楽しかったし…早苗ちゃんは覚えていないの?」

早苗「いいえ、私もはっきりと覚えているわ。ある日突然転校してきたサッカーの
天才少年が当時全国ナンバー1の修哲少に挑戦状を叩きつけたんだもの。それに…」

翼「それに?」

早苗「それに…その対抗戦が翼くんと出会ったキッカケだし…」

翼「…そ、そうだね。俺も覚えているよ、俺の名前が描かれた手作りの大きな旗を
振り回す女の子が観客席に現れた時は凄くビックリしたし…」

早苗「うっ…と、当時の私って今から考えてみると凄く恥ずかしい事していたのね…」

翼「いや、その…俺も、恥ずかしかったけど嬉しかったよ?」

早苗「そ、そう?それならやった甲斐があったわ」


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