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【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】
[432]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/04/01(木) 22:42:41 ID:rpfx2XZy
松山は激昂していた。
彼がサッカーにおいて重要視するのは三つ。チームワーク、フェアプレイ、そして闘志である。
オランダユースがお世辞にもフェアとは言えない手段で相手の闘志を挫きに来た事、
そしてそれがつい先ほどまで彼を感銘させていた完成度の高い組織プレイで成された事実が許せなかった。
それに対しクライフォートは薄く笑っただけだった。
クライフォート「では問おう、トータルフットボールを持たない国の選手よ。お前達はどんな汚いマネを
してみせてくれる?トータルフットボールを持たないから卑怯な事をしていいんだろう?」
松山「なんだと…!何を屁理屈を言っているんだ!トータルフットボールを
持とうが持たなかろうが卑怯なマネをしてダメだと言うのは変わらないだろうが!」
クライフォート「矛盾しているぞ。その理屈なら俺達を批判するのにトータルフットボールを持ち出すな」
松山「フザけるな!トータルフットボールを実現したクライフも言っていたじゃないか、
美しく敗れる事を恥と思うな、無様に勝つ事を恥と思えって!」
クライフォート「フッ、ヨハン・クライフか…あの人は確かに偉大すぎる程偉大だ。だがあの人も
俺がこう言えば反論は出来まい。美しく負ける事は誇りになるが、美しく勝つ事は更に誇らしいとな」
松山「なっ…!?」
クライフォート「俺はクライフを超える。世界一になると言う形でな…
その為に美しいサッカーと勝つサッカーを両立させてみせよう」
サッカー選手としての信念を問いかけた松山は返ってきた答えに絶句した。
クライフォートの語った信念は彼が想像もつかない方向性の物だったからだ。
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0ch BBS 2007-01-24