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【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】


[483]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/07(水) 00:32:26 ID:7WHCqVvl
チーム全体の敵意とアルシオンの意志力が衝突した結果
場には息苦しい程の重い重い沈黙が訪れた。
それを破ったヘルナンデスの声はとても固い物だった。

ヘルナンデス「俺はずっと悩んでいた。何が正しく、何をすべきなのかを」

イタリアメンバー『…………』

ヘルナンデス「行き着く答えは毎回同じ。イタリアユースをワールドユース優勝に導く事。
だがそこに辿りつく為の手段が真っ二つに分かれる。ストラットを呼び戻すか否かでな。
いくら考えてもどうしても分からなかった。だがもう俺に迷う時間は無い様だ」

ストラット「ヘルナンデス…」

ヘルナンデス「現実的な物の見方をすればアルシオンが正しい。だがサッカーは理屈だけじゃない。
チームの為に過去を水に流せ、それがプロ精神だと言う考え方も出来るが…最初にプロ失格の
振る舞いをしたのはストラットなのにそれを見逃すのがプロ精神か?と言う疑問にぶち当たってしまう。
チームメイトに納得の行かないまま試合に挑むのは弱点を放置したまま戦うのと同じ事だ」

アルシオン「では、どうするのだ」

ヘルナンデス「…俺達はジョカトーレだ。百の言葉よりも一のプレイが大事だ。
ストラットに示してもらおう。過去を償えるだけの力があるかどうかを。
お前が世界を制する力があるストライカーならば、再びイタリアを代表する資格がある」

ランピオン「それをどうやって判断するんだ?」

ヘルナンデス「ジェンティーレと俺相手にFKを撃ってもらう。それで良いだろう」

ジェンティーレ「面白いぞ!ストラットがアズーリに相応しくない弱者と
証明してしまえば下らん議論を繰り返す必要も無くなる!」


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0ch BBS 2007-01-24