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1- レス

【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】


[484]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/07(水) 00:33:07 ID:7WHCqVvl
バンビーノ「待ってくれ!それじゃあ2対1じゃないか!いくらなんでも…」

ヘルナンデス「それも考えてある。勝負は3回だ。その内1回でもゴールすればストラットの勝ちとする。
FKをたった3回防げない様では俺もジェンティーレもまだまだカティナチオを極めていないと言う事だからな」

ジェンティーレ「フッ、3回でも5回でも10回でも構わん!こんな奴にイタリアゴールを割らせるか!」

ストラット「…分かった。その勝負を受けよう」

ヘルナンデスの下した判断は「力を示せ」だった。考え方次第で善悪がどうにでも変わるこの状況では
これ以上議論を尽くすよりもストラットのプレイこそが彼の今までの生き様と未来を切り開く信念を否応が無く表せる。
そして自分とジェンティーレもカティナチオを背負う者達として自分達の全てをぶつければ納得出来る。

無論この勝負に負けたとしてもイタリアサッカー協会に召集された以上ストラットが即時追放される訳ではないが、
チームメイトの誰もが彼を信じなくなったら遅かれ早かれ監督や首脳陣もストラットを構想外とした
チーム育成方針に切り替えなければならなくなる。ストラットは負けたら全てを失うと言っても過言ではない。

こうしてストラットの一世一代の大勝負が始まろうとしていた。かつて自分が壊して脱走し、
今戻ろうとする自分の前に立ちはだかる祖国の鍵をこじ開ける事が出来るかどうか?
一度ルールが決められた後は言葉は要らなかった。ヘルナンデス、ジェンティーレ、ストラットの3人が
フィールドに向かいそれぞれの位置につきその他の選手達がフィールド外からそれを見守る。



一本目。

ダダッ!
グワァアアアアアアアアアッ!!

ヘルナンデス「右だジェンティーレ!」

ジェンティーレ「おう!!」


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0ch BBS 2007-01-24