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【真・東洋の】キャプテン森崎36【守護神】


[513]2 ◆vD5srW.8hU :2010/04/09(金) 22:37:52 ID:tE1CVYk1
森崎は考えた。動きながら考えまくった。炎の揺らぎ方から空気の流れを読み、出口の方向を
推測しながら常に周囲に気を配り、自分の体力の残量を計りながら慎重に正確にドリブルし続ける。

そんな神経を削られる様な戦いが15分くらい続いただろうか。
森崎にとっては物凄く長い15分だったが、ふと視界が開けると炎の壁が無くなり
目の前に中里の父、母、そして何故か頭にタンコブを作っている中里が立っていた。

中里父「おお、凄いな。無傷じゃないか!」

真弓「すごーい♪さ、さ、ごほうびあげるからこっちへいらっしゃいな」

喜色満面で彼を褒め称える中里夫妻をチラッと眺めた後、森崎は無表情で上を向き…大きくため息をついた。

森崎「ゴール直前の最後の罠が金ダライってのはどうなんですか、親父さん」

中里父「ああいや、油断すると屈辱的な目に会うぞと言う教訓を与える為にだね…」

真弓「凄い凄い!正人でさえ引っかかったのに!」

中里「ぬおお…な、なんたる辱め!」

森崎「(はああ…やれやれ。確かにものすっごく頭の回転が増した気はするが、
こんな特訓は流石にもうゴメンだぜ。やっぱりこの家に来るとロクな事がねえ)」


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