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【秋野えりるの】小田Jr.の野望9【消失】


[106]小田ジュニアの野望:2010/03/01(月) 18:12:55 ID:skg9qh1o
小(えりる。今助けるからな)

そんな事を思いながら丹念に調べるのだが…何もない。

小(…そんな!えりるはいったい何を言いたかったんだ!)

その様子を眺めていた老人は、いつの間にかティーカップを片手にくつろいでいたのだが、
ジュニアの行動を不審に思ったのかカップをこれまたいつの間にか出てきた机に置き、話しかける。

ドロッセルマイヤー「もう、挨拶は終わったかい。猛くん。それではそろそろ…」

そういうと今までスポットライトのみで構成されていた世界が徐々に明るさを得、世界のありようを見せる。

その世界はまるで間接照明のように薄暗いのだが何故か全てを見通すことが出来る。どうやら
それは視力のよしあしではなく、この世界そのものが実は視覚によるものではないものであるようだった。
いたるところに本の山。きれいに装丁されている本。本棚にきっちり置かれている本。分厚い本。
それとは対照的にボロボロに表紙が剥げてしまっている本。無造作にうち捨てられている本。
薄っぺらく虫に喰われている本。様々なのものがあり、ジュニアは一瞬既視感に襲われる。

ドロッセルマイヤー「どうだい?中々のコレクションだとは思わないかい?といってもわしの本では
ないのだがねぇ…」

やや残念そうに語るのだが、それすら生理的嫌悪を感じてしまう。

ドロッセルマイヤー「それではこっちにきてティータイムといこうじゃないか。どうだい?」


0ch BBS 2007-01-24