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1- レス

【秋野えりるの】小田Jr.の野望9【消失】


[185]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 17:38:58 ID:VewMLVHo
こーしょん!

以下、3.4レスキャラ崩壊してますので興味がない場合は読み飛ばしてくださいませ。

〜〜〜〜

こっちの世界が春ならば向こうの世界も春である。…本当に全く同じ時間の流れ方ではないのだが、
遠くない世界の遠くない人物たちの物語なので当たり前といえば当たり前であるのだが。

HAPPY END5  …after episode…

小田猛少年は恒例となった石段登りを終え、気持ちのいい汗を流しながら、もう春なんだな…思っていた。
省21

[186]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 17:39:58 ID:VewMLVHo
ドラコ「そうそう。これも仲間同士のコミュニケーションだよな!」

そういいながら猛の肩をバンバン叩く。一般の小学生男子がこれを受ければ思わず呻いてしまいそうなのだが、
猛はそれを普通に受け入れ、それどころか笑って受け流している。

小「それじゃ、ちょっと拝殿まで行ってくるよ」

セリリ「はい。最近またいろいろと危ない事が起きはじめているらしいです。お気をつけて」

小「みたいだね。大丈夫、今までだってこんな事はあったし」
省6

[187]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 17:41:01 ID:VewMLVHo
小「こんにちは、姫様」

秋津姫「おうおう猛か。よう来たな。ささ、こちらへ来たもれ」

拝殿の入り口付近の段差に座ってた秋津姫は猛が来るのを待っていたようで少年の姿を見ると
嬉しそうに立ち上がる。

小「はい。それでは隣に失礼しますね」

そういいつつ、秋津姫の隣まで歩くとちょこんと座る。

秋津姫「何度も行っておろう?おぬしの居場所はそこではない」

コブシ一つ分の距離を置かれたことにやや不機嫌になったのか、秋津姫はひょいと猛を持ち上げると 省14

[188]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 17:42:41 ID:VewMLVHo
小「…あ!すみません。あんまりにも気持ちが良かったもので…」

秋津姫「それはそうであろう。我に揺られるという事は生命の母たる海に抱かれると同じこと、
これ以上名誉な事はあるまい」

そういいながら慈しむように猛少年の頭を撫でる。…不思議なことにあちらの少年は秋津姫に
直接触られているにもかかわらず、全くその溢れる力の奔流に惑わされる事なく、まるで
母親の胎の中にいるかのように安らいでいる。

秋津姫「して、猛よ。お主、めいどさん…についてどう思う?」
省18

[189]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 17:43:41 ID:VewMLVHo
小「???」

秋津姫「いやなんでもない。…はよう大きくなれ猛よ。我が夫としてふさわしくな。おぬしの
最大の好敵手はお主自身じゃ。決して負ける出ないぞ?」

小「???はい!俺は必ず姫様にふさわしい男になって見せます!これは約束です!」

そういうと猛は秋津姫の神聖な柔肌をぎゅっと抱きしめその胸に身を預けるのだった。

秋津姫(という事じゃ。あちらの世界の猛よ。悔しければ我が伴侶たるものを超えて見せろ!)
省10

[190]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 17:44:43 ID:VewMLVHo
D.機械仕掛けの神としての能力を得ます。
(普段は全く役に立ちませんが…?)


epilogue side B 〜Drosselmeyer〜

????「げひげひげひ…楽しませてもらったよ。なぁガラテア」

その言葉は深淵の闇から聞こえていた。

???「そうですか?ワタシにはドロッセルマイヤーがいいようにやられただけにしか見えませんでしたが?」

そう答えるのはやや機械的な甲高い声の少女。
省21

[191]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 17:45:44 ID:VewMLVHo
???「まぁ、なんてあこぎなんでしょ?大人しく引き下がるんじゃなかったんですか?」

????「勝負に負けたことは認めたけど、それ以外は彼とは何の約束もしてないモンね」

そういうと、ページを早速めくる。

????「やはり世界はこうでなくっちゃね。会わなかった猛くんには悪いけど揺らぐ世界に生まれた
自分を呪ってくれたまえ」

その笑い声は続く…

????「ああ、そうだ。えりる。えりるはいるかい?」
省30

[192]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 17:46:45 ID:VewMLVHo
〜〜〜

えりる「は!?ここは!?どこですか?えりるちゃん永遠の放浪者ですか?」

そこは不思議な世界。猛と秋津姫の断片的な話が聞こえる。

秋津姫「よいのか?これは思い出。本当のえりるではないのだぞ?」

小「…ああ。今の俺にはそれが間違っているとわかっていても願わずにはいられない。怒ってくれても
軽蔑してくれてもいい。ただ自分のためだけのエゴだ。全てを知った俺ならば耐えられるかもしれない。 省30

[193]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 17:47:46 ID:VewMLVHo
〜〜〜

秋津姫「さて、それでは次におぬしだな、えりるよ」

深淵の中何をどうしたのか、秋津姫はえりるの存在概念を浮かび上がらせる。

えりる「へっへっへ。見つかっちゃいました」

秋津姫「それでなぜおぬしがここにいる?ドロッセルマイヤーにまた猛に介入するように言われたか?」

その言葉どおり、秋津姫の表情は厳しい。

えりる「……捨てられちゃいました。人間に興味をもった人形には興味がないそうです」
省15

[194]小田ジュニアの野望:2010/03/02(火) 17:48:48 ID:VewMLVHo
えりる「わかっていますよ。えりるちゃん敵さんだったんですよね…」

流れる一滴の涙。それにより決壊したのかえりるは誰にも見せたことのない表情になる。

えりる「ひっく…えりるちゃん…ご、ご主人様になんとお詫びすればいいんでしょうか?
どうしてこうなっちゃったんでしょうか?えりるちゃんはただご主人様といっしょに…いた…かっただけ
なのに…。こんなに胸が苦しいなら、人間に興味なんてもたなければ、ご主人様と会わなければ 省13


0ch BBS 2007-01-24