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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】
[247]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/03/09(火) 22:00:28 ID:???
A ロケット
松山「(落し物……もしかして!)」
さっき、肉と骨が散らばる中で偶然発見したロケット。目の前には落し物をしたと困ってるリュカという青年。
直感的に点と点が繋がった。
ポケットの中をまさぐり、松山はしまっていたロケットをリュカに見せた。
リュカ「! それだよボクが探してたの! 君が見つけて拾ってくれたのかい!?」
ストレートな喜びように目を瞬かせつつ、そうですと松山は頷いて、リュカの掌へとロケットを返した。
見た目より大きく感じる手だった。父親が子供を抱き上げるみたいなイメージが浮かぶ。
当のリュカは感激し、心の底から安堵した表情で、慈しむようにロケットを撫でてから……身に着けて首に下げた。
松山「あの、中見ちゃったんですけど、奥さんか恋人さん、ですか?」
リュカ「あっ見ちゃったんだ。恥ずかしいな……その通りなんだけどね。
だけどそれだけじゃなくて、ボクの両親が思い出のロケットを残した様に私達もってフロ……ご、ごめん!」
気が緩んでたのか、秘め事を漏らしそうになって慌てて中断したリュカは、咳払い入れて松山に違う事を話した。
リュカ「それより、ボクからお礼をしないと! 何が良いかな……先にみんなを呼ぶね」
リュカが、松山が杜矢を呼んでた時のように、指笛を鳴らす。
すると、前後左右からたちまち複数の、荒々しい気配が湧いた。萃香達が血相を変えて臨戦態勢を取るが。
屈強そうなモンスター達は何れも戦闘行為など取らず、リュカに甘えるように、傅くように、足元へ擦り寄るばかり。
リュカ「みんな探してくれてご苦労だったね。 ロケットはこの人達が探して持ってきてくれたんだ。
もう一度、ボクからありがとう。 松山君、何かしてほしい事、ないかな?」
松山「(お礼……そんな目的で拾ったわけじゃないんだけど、でも折角言ってくれてるんだし、どうしようか)」
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0ch BBS 2007-01-24