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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】
[280]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/03/10(水) 21:26:55 ID:???
妬ましいのはどちら様? → ダイヤQ
ダイヤ→ ピルロ
目と目が合った瞬間、決定する彼我の関係というのがある。
磁力で引き合わさったかのような、ピルロの赤い目と、パルスィの翠の瞳。
ピルロは理解しあえる可能性があると見た。 敵対意思を見せず歩き出し、語りかけはじめる。
ピルロ「お前がこの幻想郷での、私が一身に賭しても守りたいと願う愛するロザリアの同属か。
私の名はピルロ。以前は魔族の王子であったが、今はその座も捨ててロザリアの為に生きる唯のピルロだ。
お前の話は聞いた。……嫉妬狂いだそうだな。……哀れな。
人間によほど捻じ曲げられて左様な生き方を選ぶ羽目となったのだろう?
だが安心するのだ。どのような孤独な生き方にも救いの光はある。
私もかつては復讐の念に取り付かれた。だがロザリアという光に救われたこの私が「妬ましい」む?」
パルスィ「妬ましい……橋姫と転じて最大級に妬ましいぃぃぃイイイイ。
その美しい銀の髪が妬ましい。ロザリアロザリアと他の女の名前を連呼するのが妬ましい。
王子というのが妬ましい。ロザリアという女の為に捨てたと言うのが妬ましい。
救われたと安らぐ顔が妬ましい。妬ましい……ああ妬ましい!!!」
金髪の髪の毛総てを怒髪天と逆立て……
瘴気じみた何かを吐き出しつつゆらゆらと、純然な嫉妬心を身体の外へ放出し、陽炎の如く漂わせて迫る橋姫。
ピルロは困惑の余り畏れさえ抱いた。人間のエゴや敵意、同族の羨望は浴びるほど受けてきたが。
この類の嫉妬一色の生の感情を前にしたことはなかった。裏切り者の魔僧侶の歪みでさえこうではなかった。
ピルロ「何ィ!? な、何だ何を言っている!? こ、こいつの持つ感情は……! お、おい貴様らこれは……」
萃香「やーそっかそっか。この酒はるらふぇんってとこで作ったんだ。体が温まっていい感じだよ!」
リュカ「ボクの故郷でも人気が高いんだ。最高級の地酒は博物館で飾られる位なんだよ」
松山「そんな高級酒を!? いいんですか!? も、もしかしてリュカさんて結構偉い人だったりするんじゃ」
ピルロ「き、貴様ら――――――!!!?」
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0ch BBS 2007-01-24