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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】


[30]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/03(水) 23:25:56 ID:???

スキマ妖怪・一飯の恩返し →  ダイヤ5
ダイヤ→ クイックダッシュカット 指南書or 次籐とのコンビプレイ 指南書


何の因果か朝食を一緒に頂くことになった松山と紫は、ほぼ同時に食べ終えて、姿勢を正した。
紫は、空の丼を、松山の近くのお盆までスキマを介して返してから……。
真心のこもった料理に、少しばかりの礼をと、二冊の本をまた空間を裂いて取り出した。

紫「えぇとね。【○○とのコンビプレイ】ですが……基本的には、小柄な選手がすばしっこさを活かして撹乱し……
  巨漢の選手と組んでバリエーションあるコンビプレイについて記された教本です。
  それと……【クイックダッシュカット指南書】。こちらは技を使うに先天的な資質が必要ね。
  しなやかな筋肉と瞬発力を要求されますけど、パスカット能力に天性があるなら……問題ないでしょう」

一息に二冊の概要を説明し終えて、紫は畳んだ扇子を揃えた両膝に乗せたまま、意味ありげに微笑した。
後半部分は、松山の所持品の中の書物にあててるみたいで、一瞬だけ目が覚醒の書のある押入れに向いてしまう。

松山「……え〜と、どちらか選べってことですか? でもなんでまた急に? 朝飯位でそんな」
紫「あらいやね。女の私から勇気を絞って殿方に贈り物をするのに、贈る理由まで強引に言わせようだなんてぇ……」

これ見よがしにしなを作られ、妖艶に相応しい紫の仕草に、心臓の鼓動が跳ね上がるも……。
稗田のお嬢様不意打ちの湯浴み発言時と違い、気の抜けない紫相手ということで松山はすぐさま自制に成功した。
目敏く、そんな松山の心の動きを察して、紫はちょっとつまんなぁいと言いたげに鼻を鳴らした。

松山「……(乗らない乗らない。平常心平常心。よし!) じゃ、俺はこっちを!」



0ch BBS 2007-01-24