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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】
[319]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/03/12(金) 00:29:24 ID:???
萃香「ああ、そだね。ここまで着いたし!
よぅしんじゃあ物知らずな光ちゃんの為に、萃香おねーさんが一肌脱いであげよう! ひっく!」
松山「……」
萃香「まずね。地底って言ってもさ。住んでる者がいるのは変わらない。
てことはだ。それが一箇所に集まれば集落になり、村になり、果ては都になる! わかるよね!?」
松山「わ、分かる! よく分かったよ! うん!」
コクコクと首肯する。酔っ払いの話に異を唱えるのは愚か者のすることだ。
まして萃香は、酔っ払いの性質と素面の明晰さを同時に備えてるだけに話がとてもややこしかった。
松山の素直な態度に、萃香は立ち上がり、ふらつきかけながらも講釈を続ける。
萃香「んにゃ! よろしい! 旧都はねぇ〜。簡単に言えば人里みたいなもん、かな?」
松山「人里と? (何だ……こんな洞窟みたいなところがずっと続くわけじゃないのか)」
萃香「……あ! でも人間は一人もいないか。住んでるのぜ〜んぶ妖怪だし」
松山「全然違うよねそれ――!!?」
松山の叫びが響くが、洞窟内の空間にいる誰にも拾われずに消えて、松山はがっくりと肩を落とす。
萃香の上機嫌は揺るぎもしない。
萃香「地底で調達できるもんになるけど大衆食堂もあれば料亭もあるし……サッカーだって流行ってる。
地獄と旧地獄の繋がりで、閻魔を通してサッカーが広められたんだってさ」
松山「そ、そうなのか? (てことは、練習場もある……? それはすごい朗報だ……!)」
地底でもサッカーが流行かそうでないかで、話はまるで違ってくる。
もしかすればいちからルールから総て教え込む必要があるのではと考えてただけに……
さっきの沈みようから、一回転して、松山の胸は喜びと希望で満ちた。
松山「じ、じゃあどんな施設があるんだ!? 練習用のサッカーコートとか……!」
萃香「ん? えーと?」
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0ch BBS 2007-01-24