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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】


[326]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/12(金) 21:08:26 ID:???

A この先の旧都にいる妖怪の情報を訊く


松山は施設に続けて、旧都に住まう妖怪達の情報を訊ねてみた。

萃香「旧都に住んでるのはね。ここまで来るのに撃破した連中もいるし……鬼達が暮らしてる。
    まーでも光が聞きたいのはこっちじゃないよね? その先の連中、だろう?」
松山「え……。あ、ああうんっ。俺もそっちが知りたいな!」

松山は紫から聞いて知ってるのだが……萃香はやっぱり鬼達の……目的の仔細を話すつもりはないようだった。
もっとも、萃香が言うように、更に先にいる妖怪達の情報だって欲しくないといえば確かに"嘘"になる。
首肯した松山に、萃香は片膝を立てて、旧都を抜けた奥深くにある……『地霊殿』の存在をここで明かした。

萃香「旧都の先には、地下の怨霊を管理してる奴らがいる。
    そうだねそこに住んでる連中の構成だけなら、紅魔館と近いかな……?
    もっとも主人は我侭言う奴じゃないし、良い奴だけど……厄介さはそう大して変わらんね」
松山「紅魔館と近い……つまり……主人の妖怪が姉で、妹がいるとかそういうことか?」
萃香「そうそう。飲み込み早いね!
    で、ね。古明地姉妹の他の殆どの妖怪が、姉が飼ってるペットなのさ。
    中で目立つのは火車の猫妖怪と地獄鴉。
    その他、あちこちからペットにしたいお気に入りを引っ張り込んでる噂あるね。光も気に入られたりしてね!」
松山「俺、人間だってば。それより、その姉妹さん達のこと、もうちょっと教えてくれないかな?」

要求をする。しかし萃香はすぐには答えなかった。
酔いに潤んだ瞳が、理知的な光を放ち……彼女はしばらく考えてから、松山の要求をにべもなく却下した。
松山が食い下がると……

萃香「古明地の姉に会うなら先入観ないほうがいいよ。妹にだって素直に驚かされたほうがウケるよ、きっと」

知らぬ方が良い方向へ転がる事もあるもんだと、萃香は言うが……。
納得しかねる松山だが、にゃははと笑ってる萃香にその気がないと悟って引き下がる。



0ch BBS 2007-01-24