※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ
現行スレ
投票
最新20
板
1-
前
次
新
レス
【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】
[393]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/03/14(日) 21:08:15 ID:???
ピルロ一人を残すも……元来、それぞれが別の目的を抱く者同士。
萃香を先頭に、深穴に次々と飛びこむ。 松山も覚悟の言葉は手短に、地面を蹴った。
無明の奈落へ落ちる感覚と恐怖は、いくら覚悟を決めて口を噤んでも、心の中で絶叫となって響き渡る。
松山「(霊夢さん、ルーミアちゃん、お虎……トラウム・アドラーズのみんな!
フライハイト……カペロマン……東風谷さん……紫さん……風見幽香……!
待ってろ、見てろよ! 絶対絶対、俺はやってみせる……!)」
気を保つのに、松山は必死に目的意識にしがみつき、落下を続け……やがて眺望が開けた。
地下の大空洞と思しき空間。 風の音が喧しく何も聞き取れはしないが、遠くに確かに、街灯りが見えた。
松山「(あそこが旧都……なのか)」
萃香「ほうら見えた! あっち目指して飛ぶよ!」
落ちる松山の体が、垂直から右横方向への移動に切り替わった。
シャンハイが、身体と飛行機能をフル稼働させて、闇一色の視界が流れて、旧都の町並みが見えてくる。
全容を一望できる高所へ到着してから、今度は緩やかに高度を下げて……。
松山は、幻想郷から離れた地の底……旧都に足を踏み入れた。
長時間の落下と飛行を重ねた後だけに、着地の瞬間に自重がかかり、鈍痛を覚えふらつきながらも、確かに到着した。
松山と違い、いたって平気な様子の萃香が、彼女には懐かしい町並みに高揚した気分で、提案をしてくる。
萃香「やっとここまで来たね〜。
最初は拠点を定めようか! とにかく歩いてみようよ。
……あっとそうだそうだ。光、ここではくれぐれも単独行動は取らないようにね。
宿を見つけても、どこか出かける時には必ず誰か連れて出ること。いいね? 約束だよ?」
松山「あ、ああ。わかったよ萃香さん。
(今居るここは地底の妖怪達が暮らす旧都……人間は俺と魔理沙さんとリュカさんしかいない世界。
慎重に行動しないとな。よし……行くぞ!)」
???「(ら〜ら〜ららら♪)」
前
次
写
0ch BBS 2007-01-24