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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】
[441]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/03/16(火) 00:12:01 ID:???
萃香「ふ〜む。今の瓢箪の酒とどっこいどっこいかな。
ああ、ちょっとだけ心なしか美味しい……とは思うよ!」
松山「う……(もうちょっと奮発したげてもよかったかなぁ。さっきの行商人、もうどこにも居ないし)」
何にせよ、松山の出資のおかげで新しい酒虫を調達できたことで萃香はそれなりには満足な様子だった。
いそいそと魔理沙達のところへ戻り、途端に強くなった酒臭さに、魔理沙が鼻をつまむ。
魔理沙「もういいな。私は急いでるんだ。次の行動で見つからなければ、適当なそこらの宿で休もうぜ」
松山「魔理沙さん……何かカリカリしてるな」
魔理沙「あー? 私から見りゃ光が暢気に構えすぎなんだぜ。
お前……本当に一ヵ月後の大会に出場する気あるのか? 勝つ気あるのか? 本気で考えてるのか?」
眼光が鋭く刺さる。
ここまでかけた時間が、本当に、地底で太陽を見つけるのに必要だったのかを。
守矢カップに出場し、勝つ為に費やして然るべきものだったのかと、魔理沙は眼で問うている。
リュカ「そろそろ行かないかい? ボク達みんなお腹もすいてるし、こうしてても宿を見つからないと思うしさ」
松山「……」
やんわり割り込んだリュカの声で、松山は剣呑な雰囲気にひっぱられて自然と顔を険しくさせてたのに気付いた。
魔理沙も同様で……虚をつかれたように気勢を殺がれた風に、視線を逸らし先へと歩く。
魔理沙「……ち、そうだな。悪いな光。私も頭に血が上ってたかもな」
そう言いながらも苛苛を隠さず、地面を蹴りつけて……魔理沙は先に行ってしまった。
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0ch BBS 2007-01-24