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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】


[55]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/04(木) 22:33:44 ID:???

紫「ではよろしい。 私からは、地底行きを推し進めた萃香さんの顔馴染みさんの情報を差し上げますわ。
  昔々。妖怪の山には鬼達が暮らしていました。
  天狗や河童を従え、君臨していた鬼達はしかし、人間の重ねる嘘偽り騙し討ち……それらに嫌気がさし……
  いつしか幻想郷から姿を消し、何処かへ去ったそうです。さて、どこへ消えたのでしょう?」
松山「……え〜と、って、何でまた俺が考える流れになってるんです!?」
紫「あらまぁ付き合い悪い。
  鬼達は、かつて地獄の一部であった切り捨てられた地底の旧都に移り住んだ。
  隠遁したと解釈してもらえばいいわ。
  そして長い時が流れて……幻想郷には鬼の伝承すら色薄くなり残らなくなった頃。
  ひょっこり出戻ってきた鬼さんがいました。それが……」

そこまで聞けば、松山にもその戻ってきた鬼が誰かは想像がついた。

松山「それが……萃香さんか。で、百鬼夜行の異変……?」
紫「ええ。その通り。だから萃香の望みとは根元はいつも変わらないわ。
  地底に棲む鬼達の中でも気心知れた――きっと星熊と一緒に、今の騒ぎをより楽しみたいんでしょう。
  (もっともそれだけに意外ねぇ。トラウム・アドラーズに加入するだなんて、よほど松山君を気に入ってる?)」
松山「? え〜と、つまり整理させてもらうと……」

萃香が松山を地底に連れていこうとしてるのは、その星熊という鬼と松山とを引き合わせて……
そこから起こる事態を待ち望んでるということが理解できた。なんとなく、どういう運びになるかも漠然と読めた。

紫「そういうことね。地底で星熊に出会えば、きっと勝負を挑まれるわ。大変ね負けたら攫われちゃうかも♪」
松山「(萃香さん……そういえば魔理沙さんが地底行きのパートナーだって知ったら、気合入れなきゃとか。
    あれってそういう意味だったのか。 う〜ん先に知ってしまって、良かったんだろうか?)」



0ch BBS 2007-01-24