【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】

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[735]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/03/24(水) 00:13:00 ID:???

また、守矢神社については……。
人材が豊富で内外とも非常に充実しており、保有戦力は幻想郷一だろう。
チーム内では……人間にしては才気煥発な外来人の指導の元、本来実力の劣る神や天狗がめきめき力を伸ばしている。
チーム外では……守矢の二柱が風祝を前面に立たせて、山の妖怪達の信仰を得て、良好な関係を維持している。
美味しい食事。優秀なコーチング。抜群のチームワーク。山の逸材を揃えて質量両面から隙のない豪華メンバー。
その充実振りは、最速のドリブラー・射命丸文ですらスタメンが確約されない程だ。
むしろ冷遇されてる面すらある。ボールを持ちすぎる選手とは、チームによっては限定的な使用を課される事がある。
組織の規律は否定はしないが、それに縛られるのも本意といえば嘘になる。
そこまで考えが至って射命丸は、守矢神社には思いの外、自分の気持ちが重なってないことを意識した。

射命丸「(……まぁ別に私が他の者に遅れを取るなんて有り得ないけど……。
　　　　軽んじられるのも気に食わないわね。やたら噛み付く白狼もいることだし、ここは腹を括る時かしら)」

おっかない元上司はいる。が、逆に言えば鬼が与するチームに、天狗の自分が馳せ参じることは有り得る"異例"だ。
射命丸から見て、あのキャプテンは組みし易いし、上手く目を盗んで立ち回れる自信もある。
結論は、出た。

射命丸「わかりました。ええ私が入ったからには、最速の脚を活かしてどんな相手も案山子にしてご覧に入れます」
霊夢「誘っといて何だけど……よからぬこと考えてないでしょうね」
射命丸「あややそんなぁ。ひどいですよぅ。私はただ松山さんや霊夢さん達と一緒にサッカーしたいだけなんです」

めそめそと、どう見ても泣き真似にしか見えない仕草をする射命丸に、霊夢は目を眇めつつも、受け入れた。

＊トラウム・アドラーズに射命丸文が加入しました！

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0ch BBS 2007-01-24