※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】


[903]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/27(土) 23:11:07 ID:???

松山の勧誘 + (グルーミングセット 3 ) + →  スペード10 = 13
さとり「(強い想い……支えてるのは何なのかしら)」 →  ダイヤ2 = 2


勧誘交渉の時間自体は短かった。
覚妖怪としての能力で、既に事情を汲み取っているさとりは静かに首肯することで、加入の意思を示した。
白髪と等しく、松山は頭の中が真っ白になった。 真白いキャンバスに過去の出来事が鮮やかに浮かび上がった。
守矢神社を脱退した時点では、チームを立ち上げた時点では、存在してた筈の成算が悉く喪われ……。
自分が駆逐されるべき悪貨であるかのような……失意に彩られた記憶が、松山に僅かな嗚咽をさせた。
心象を余さず読み取ったろうさとりが、静かに吐息し、両目を瞑り、言った。

さとり「……よくわかりました。松山光。
    私こと妖怪さとりは、貴方を友として歓迎すると同時に、私にできる限り力になると約束しましょう」

松山は返す言葉を見出せず、束の間、ステンドグラスの天窓を見上げた。
快哉を上げた萃香に、バンと背中を叩かれたショックで視線を戻して……目が合ったさとりに静かに右手を差し出す。

松山「ありがとう……! トラウム・アドラーズに加入することで、絶対後悔させないと俺から約束する!」
さとり「ええ。微力ながら力を尽くします。貴方が『誰か』に認められたいと願い、力を尽くすのと同じ様に」

松山と紫しか知らぬことをさらりと言われ、松山は動悸を激しくさせるがすぐに落ち着いた。それにも黙って頷く。



0ch BBS 2007-01-24