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【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】


[972]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2010/03/30(火) 00:14:06 ID:???

想起松山の気質→  スペードA
想起松山→  スペード3  ドリブル 54 +(カードの数値)= 57
松山の気質→  スペード10
松山→  ハートQ  タックル 58 + (鉄砲水タックル+3) + (気質+2) +(カードの数値)= 75
≦−2→ 松山「見えたぞ……ここだ!!」



雪崩を体現する荒々しい想起松山のドリブル。
松山は、一心不乱に彼の隙を探した。
グラウンド中央で激しくボールを奪い合う両者。 膠着状態が続く中で、ギンと松山の眼光が鋭さを増した。
テクニックで自分が劣ると見抜き、強引に体を入れて突破にかかってきた。
松山は飛ばされた。抜かれたと相手に誤認させた。反転し……足を入れて、ボールを弾いた。
自分でも信じ難い程迅い反応速度で、無心の内に続く動作でマイボールにする。

松山「はぁっ、はぁっ……!」

勝った。勝てた。その言葉だけが頭ン中をグルグル駆け巡り、酸欠に陥ったかのように口をパクパクさせる。
勝負の高揚すら感じぬ程、無我の中で決まった勝敗に……松山は今はただ断続的に荒い呼吸音を奏でるだけ。
そこで……吹っ飛ばされて……雪の積もったに構わずグラウンドの地面に座り込んだ想起松山の静かな呟きが届いた。

想起松山『負けちまった、な』

顔を上げて視線を向けると……負けながらも晴れ晴れとした表情な想起松山の傍に、彼を気遣う藤沢美子がいた。
心から彼を慕う――かつては、自分自身に向けられてた眼差しが、こんなにも近くにあるのに、今は掛け絵の中の様。
気付けばまた喪失感が忍び寄ってきた。が、おどけたみたいな自分自身の口調が先に割り込んだ。



0ch BBS 2007-01-24