【こちら松山】キャプテン松山21【地底に潜入した】

※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票

[982]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/03/30(火) 01:26:21 ID:???

Ａ「北海の荒鷲こと松山光だ！！！」

失うものはなく、危害もない。そうさとりは言ったが……見方を変えればとても危険な勝負だった。
負ければこれまでの自分が全否定されかねない……。
だが松山は大一番を乗り越えた。そして双眸には、これまでと比類できぬ位に強い精気が宿っていた。

松山「俺は、北海の荒鷲こと松山光だ！！！」

地霊殿全体に響き渡れとばかりに名乗りを上げた。
額を指先で一文字についとなぞる。当然そこにハチマキはないが……。

松山「テストはクリアした！これで俺に協力してもらえるんだな？」
さとり「はい。今の貴方なら……信頼に足りると判断します。
　　　　今日の夜に私の部屋へ来てください。そこでこれからのことを『話し合い』ましょう」
こいし「(松山……光かぁ) あ、私も行っていいよね！？」

さとりが妹の申し出に、困惑に顔を染める。
こいしはゆっくり、くるくるっと体を反転させながら、昆虫駆除に行ってきますーと中庭を駆け抜けていった。

松山「そうだ……旧都にさ、ハチマキを用意してもらえる店はないか？」
さとり「ハチマキ……ですか。専門の店はありませんが、そうした物も手がける職人ならいますよ」
シャンハイ「(な、なんだか光様が。動かなくなったと思ったら急にとても凛々しく……一体何が……？)」

間近にいたが、精神世界に連れられなかったシャンハイだけは、首を捻るばかりだったが。

前次写

0ch BBS 2007-01-24