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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】


[158]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/07(日) 17:28:08 ID:???
そのほんの少しが妖精1にとっては無限に続く道のようにも思えた。
しかし、それでもその道を妖精1は歩き続ける。
一歩一歩、苦しみ血反吐を吐く思いをしながら……妖精1達はやがて目的地。
にとりの家のある、沢の辺に到着し、妖精1はその場に死んだように倒れこむのだった。

にとり「よーしっ! よくやった! よくやったよ、妖精1!」
妖精1「シュッ、シュコー……」
にとり「あああ、もうマスクは取らないとね。 妹紅、背中の大岩をお願い」
妹紅「ああ、わかった。 妖精1、頑張ったね!」
妖精1「ふ……ふぅー……! ふぅー……!!」

倒れこむと同時、にとりはすぐさま妖精1へと駆け寄りマスクを取り外し。
妹紅もまた、背中に抱えていた大岩を妖精1の背中から外し解放させてやる。
その瞬間、妖精1は大きく呼吸をし岩から解放された体を大きく伸ばすのだった。

妖精1「はぁー……はぁー……! あああああ……!!」
にとり「どうだい、呼吸もめちゃめちゃしやすいし。 体が何だか軽くなった気がするだろう?」
妖精1「う、うん……」

勿論、これは一時的なものでしかなく時間が経てば無くなる感覚。
しかし、ここまでマスクをして上がってきたという経験。
大岩を担いで登ってきたという経験は無くなることは無く。
それらはしっかりと、目には見えない程微々たるものかもしれないが……。
それでも、着実に妖精1の体力、そして筋肉を鍛える事に成功をしていたのだった。

妖精1「でも……でも、これじゃあまだ、届かない……」
にとり「ああ、そうだね。 ……だから、まだまだこれで終わらないよ」
妖精1「え?」


0ch BBS 2007-01-24