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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】


[159]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/07(日) 17:29:09 ID:???
にとり「午前だけで昇ってこれたんだ。 午後はまだ、丸々空いている。
    ……なら、練習をする時間はたっぷりあるって事だ、そうだろう?」
妹紅「ちょ、ちょっと。 少しは休憩くらい取らせてやろうよ……」
にとり「甘えは敵だよ、妹紅。 今は、一分一秒だって惜しいんだ。
    ……だけど、休みたい。 もう駄目だっていうんなら、私は無理は言わない」
妖精1「………………」

やるからには、徹底的にスパルタで――を持論とするにとり。
地面に倒れこみ、荒く息を吐いていた妖精1に向けて挑戦的な目を向けるが……。
それを見て妖精1はぐっ、と歯を食い縛りつつ立ち上がりにとりを睨みつける。

妖精1「だから何であんたはそんなに偉そうなのよ! 今のあんた、私よりスタミナ全然無い癖に!」
にとり「コーチだし」
妖精1「くそっ……! 来るなら来なさいよ、河童! 何でもやってやるんだから!」
にとり「よし……いい返事だ! なら、何でもやってもらうよ!」
妹紅(うーん、いい目をするなぁ妖精1……。 絶対に強くなってやるっていう、闘志の表れだ)

昨日の晩の情けない姿から一変、あくまでも偉そうに振舞うにとりに……。
そんなにとりに対しても反抗しつつ、それでもトレーニング法を熱心に聞く妖精1。
二人を見つつ、妹紅は苦笑をしながらにとりから次のトレーニングについて説明を受けるのだった。

妹紅「それで、次は何をするんだい、にとり?」
にとり「まだスタミナは不安なんだけど……とりあえず、私の考えている妖精1の最終形態に少しずつ近づけていく」
妖精1「私の最終形態?」

一体どんな風に育てようとしているのか、と首を傾げる妹紅と妖精1。
そんな二人に、にとりは快活に笑いながら言うのだった。

にとり「今はまだ秘密だよ。 ただ、絶対に悪いようにはしない……それだけは信じてくれ」


0ch BBS 2007-01-24