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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】


[225]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/07(日) 21:07:54 ID:???
スタミナに定評のある妹紅でも、辛かったと感じた今日の練習メニュー。
一介の妖精である妖精1にとって、それは妹紅よりも何倍も……何十倍もキツいと感じたことだろう。
しかし、それでも妖精1は決して泣き言を言わず、吐かず、投げ出さず、やりきった。
そして、妹紅のシュートをクリアー出来る程にまで見事に成果を残したのである。

妹紅「でも……このままじゃ、体を壊しかねないよにとり。
   強くなるったって……無茶をしすぎちゃ、意味が無い」
にとり「だけど、時間が無いんだ……とにかく、多少ハードでもやるしかない。
    そうでないと、こいつの心が壊れる……」
妹紅「……そうか」

目に見えて成果が見えるくらいでないと、妖精1が絶望しかねない。
にとりがそう呟くと妹紅もまた頷き……納得したような顔をする。

にとり「とにかく、今日はこれでゆっくり寝かせよう……。 食事はおきてから、軽いものを摘めるよう何か作っておく。
    ……キュウリサンドとかがいいかな」
妹紅「いや、タケノコご飯とかがいいんじゃないかな。 作っておくよ」
にとり(あと5日でどれだけ伸びるか……今日は上手くいったが、これだけじゃ駄目なんだ。
    明日からまた、へこたれずに来てくれよ、妖精1……)
妹紅「ところでにとり、明日はどんな練習をするんだい? 教えておいておくれよ」
にとり「ん、そうだね……」

真剣な眼差しで眠る妖精1を見つつ、妹紅の問いに答えようと……。
背負っていたリュックからノートを取り出し、ノートを捲りながら呟いた。

にとり「妖精1を私の理想形とする選手にするには、まだまだ足りない能力が一箇所ある。
    それが伸びるまでは、しばらく集中的に鍛えていく事になるね。多分、明日は丸々それを鍛える事になるかな」
妹紅「ふーん……足りない能力って、何?」
にとり「パスカットだよ。 ……とにかく、これを最悪ブロックと同じくらいにしない事には話にならないね」


0ch BBS 2007-01-24