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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】


[461]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/12(金) 16:59:41 ID:???
こうしてリグルが色々と考え事をしている頃。
一方で妖怪の山――中腹付近にある岩肌の粗い部分では、にとりと妹紅に連れられ。
未だ昨日の疲れが残っていない妖精1が練習を開始しようとしていた。

妖精1「それで……今日はどういう練習をするの? また錘とか言わないわよね?」
にとり「ああ、今日はパスとパスカットの練習だ。
    いいかい妖精1、まずお前はこの壁に向かってパスの練習をする」

妖精1の疑問の声に、にとりは明朗に笑いながら岩肌を触り妖精1にボールを渡す。
ここまでは極々一般的に思える練習法だが……。
しかし、このにとりの考えた練習法がそんな普通で常識的なものの筈が無い。

にとり「そして、出したパスが跳ね返ってくるのを今度はお前はカットする! それを何度も繰り返すんだ!」
妖精1「パスをカットって……ここに出したパスを!? そんな、どこに反射してくるかわからないじゃない!」
にとり「だから練習になるんだ。
    相手は自分を狙ってパスなんて出して来ない、予期せぬ方向へのパスをカットするんだよ!」
妖精1「ううう……」
妹紅「あ、因みにパスカットはパスを出した瞬間に同時に3つやってもらうよ」
妖精1「は、はあああああああああ!?」

妹紅の説明によると、妖精1がパスを出す瞬間に妹紅とにとりも同時に壁に向けてボールを蹴り。
その反射してきた3つのボールを、妖精1が全てカットに動くというのが今回の練習だそうである。

妖精1「3つ同時って……3つ同時ィ!?」
妹紅「大丈夫大丈夫、やれるやれる! できるできる、気持ちの問題だよ!!」
妖精1「気持ちの問題って……そんな、同時になんて……」
にとり「さぁ、文句を言ってる暇は無いよ妖精1! 強くなりたいなら、打つべし打つべし!!」
妖精1「くっ……ああああああああああああ! やってやるわよ、もうっ! かかってこいやぁぁっ!」


0ch BBS 2007-01-24