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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】


[507]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/12(金) 20:58:31 ID:???
バムッ!

妖精1「まだまだ! 完全にカット出来るまで、ずっと続けるわよ!」

それでも妖精1は満足した様子を見せず。
零れたボールを蹴り出し、もう一度河童達にボールを回すよう促す。
その熱気に押され、河童達は慌ててボールを回し始め……にとりはそれを見て思わず表情を綻ばせる。
妖精1が完璧にパスカットを成功させるのは、それから数分後の事だった。

………

……



午後は丸々パスカットの練習に費やし、後半はかなりの頻度でカットを成功させるようになった妖精1。
空が暗くなり、ボールが見えなくなった頃……河童達が先に音を上げてしまい。
今日の練習はここまで、と河童達は50人一斉に川に飛び込んでから帰ってゆき。
妖精1は流れ出る汗をふき取りつつ、荒くなった息を整えようとしながらその場にへたり込むのだった。

妖精1「はぁっ、はぁっ……はぁ……」
にとり「よし、よく頑張ったね妖精1……今日の練習でかなりパスカットが上手くなったはずだよ」
妖精1「ふぅっ、ふぅっ……。 で、でもまだ……まだ、よ」
にとり「ああ、わかってるよ。 だけど、本当によくやった。 さぁ、今日はもう休みな。
    明日も午前は練習は休む、このままじゃ体力が持たないからね」
妖精1「……ZZZ」

体力の限界を超えて練習を行った妖精1。
にとりの言葉を聞きながら頷き……次第にその首をこくりこくりと傾け、ゆっくりと船を漕ぎ出すのだった。


0ch BBS 2007-01-24