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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】


[587]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/13(土) 18:30:39 ID:???
>板尾神の情報→ ダイヤ9 =板尾「旧地獄やのうて本地獄の月やら星の騎士やらがおる」
>更にもういっちょ助っ人→ クラブK =うどんげ「霊夢〜ちょっと話が〜」
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魔理沙「地獄の……? おいおい、そんなの呼んで平気なのかよ」
板尾「かまへんやろ。 っていうかもう呼んでるしな、おーい、出てきてー」
霊夢(うぐっ……と、止める暇すらない……!)

以前、霊夢と魔理沙が解決した地底の異変。
その異変の場所となった地底――旧地獄は異変が起こってからは細々と地底と地上で行き来がある。
しかしながら、現在の地獄と現世は未だ交流の無い世界同士。
呼んで大丈夫なのかと魔理沙ですら心配をするのだが、板尾神は気にせず手を叩いて背後に振り向き……。
瞬間、後ろの物陰から二人の人間とも思えない姿をした者達が姿を現す。

一人は薄く淡い黄色い光の膜に包まれた、金髪の美少女。
どことなく儚げな雰囲気は地底に住まうさとりにも似ているが……それよりは幾らか明るい印象を受ける。
そして、もう一人は中性的な姿をした長身の女性(?)。
片手には抜き身の刀を持ち、紅白の和装をしており額には地底に住まう鬼――星熊勇儀のような角を生やしている。
そんな二人に共通していたのは、二人とも足が存在をしないというもの。
金髪の美少女の方は膜の中に上半身しか存在せず、和装の女性(?)も下半身は幽霊の如く存在しない。
それを見てどことなく魔理沙は何かを思い出したかのように複雑そうな表情となるのだが……。
すぐにそれを止めると、二人に歩み寄り口を開く。

魔理沙「よう、お前達がこのおっちゃんの言う助っ人か?」
キクリ「はい、私はキクリ……」
コンガラ「私はコンガラだ。 よろしく頼むよ、魔梨沙」
魔理沙「……私は魔理沙だぜ?」
コンガラ「これは失礼、では、改めてよろしく魔理沙」

そう言いつつ、どことなく含んだ笑みを浮かべながら握手を求める和装の女性(?)――コンガラ。
魔理沙は突然不機嫌になったように頬を膨らませるが、それでもそれに答えコンガラの手を握る。
それを隣ではキクリがやはり何やら含んでいるような笑顔で見守り……。
霊夢は、腕を組んで額に手を当て大きく溜息を吐いていた。


0ch BBS 2007-01-24