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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】


[72]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/06(土) 18:33:54 ID:???
その後、にとりは手を叩いて一同を注目させると、妖精1の思いなどは伏せ……。
これから大会が始まるまでの間、自分と妹紅、そして妖精1は一旦チームから離れ。
妖精1をコーチするのではなくあくまでも3人揃って合同練習をする、と説明をする。
当然ながら、これは妖精1に負い目を感じさせない為――。
そして、余計な反発を抱かない為の言葉であった。
しかしながら、当然、一部のメンバー達の間にはにとりの狙いや目的は薄々感づかれるが……。
それでも特に反発というものは出ず、にとり達は早速と荷物を纏め上げて家を後にしようとする。

ヒューイ「一緒に練習したいなぁ〜」
にとり「悪いねぇ、ヒューイ。 私の家は3人用なんだ。 ヒューイの分の布団が無いんだよ。
    残念だなぁ、4人用なら一緒に行けたのになぁ」
ヒューイ「んー……3人用なら仕方ないねぇ……」
妖精1(……絶対にあんた達に負けないくらいに強くなって戻ってきてやるわよ)

やはり妖精1と一時的に離れ離れになるのは悲しいのか、眉を下げて別れを惜しむヒューイとサンタナ。
そんな二人をにとりはあっさりとかわしつつ……。
瞳に静かな炎を燃やす妖精1の手を引き、その多数の荷物を詰め込んだリュックを背負いつつ。
妹紅と顔を見合わせ、お互いゆっくりと頷いた後……家を後にするのだった。

にとり「さぁ……こっからは泣き言は一切無しだよ妖精1。
    強くなる前に戻りたかったって言うくらい、ハードにいく。 ちゃんとついておいでよ」
妖精1「……強くなれるなら、何だってしてやるわ。 本当に、強くなれるならね」
妹紅「いい返事だ。 なーに、私とにとりが見てやるんだ、大丈夫だよ」
妖精1「……暢気」
妹紅「お前さんが、ちょっとネガティブすぎるんだよ。 ……強くなれると思わなきゃ、強くなんてなれないよ?
   私達が教えられるのは技術面だけだ……」
にとり「本当に強くなれるかは、妖精1……お前の気持ちと、努力次第だ」
妖精1「………………」

※妖精1、にとり、妹紅が一時的にオータムスカイズを離脱しました。


0ch BBS 2007-01-24