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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】


[835]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/16(火) 18:46:32 ID:???
こうして、オータムスカイズの面々の練習が終わろうとしていた頃。
一方で妖怪の山では、今日も今日とて妖精1達の特訓が行われようとしていた。
今日もまた、練習場所は妖怪の山麓にある練習場。
にとりと妹紅が揃って練習準備に取り掛かっている中、妖精1は一人コートの中央でリフティングをし……時間を潰す。

にとり「よし……さぁ妖精1、今日もまた特訓だ!
    昨日の練習で大きな武器を手に入れる事は出来たけど……まだまだ、それだけじゃ戦っていけない。
    幻想郷のトップクラスの連中は、こんなんじゃ全然勝負にならない奴らばかりだよ!」
妖精1「う、うん……わかってる」

昨日の練習において、卓抜した対人ディフェンスの才能を開花させた妖精1。
競り合い、タックルといった一対一での勝負ならば妹紅とも並ぶ程にまで成長をしたが……。
それでもまだ足りない、とにとりはあくまで厳しく妖精1に言い含め。妖精1もそれは自覚をしているのか素直に頷き聞く。

にとり「そして、今日はひとまずオフェンスの練習をしてもらう」
妖精1「オフェンス……? ……どうして?」
にとり「どうしてもこうしても、お前はサンタナやヒューイ達との連携プレイも持っている。
    あれを使う為にも、オーバーラップをする機会が出てくる可能性もあるんだ。
    それに、ディフェンスばかりを鍛えてちゃボールを持った後の行動もしにくくなるしね。
    あとは、オフェンスをする事によってまた違う観点からディフェンスについて考える事も出来る」
妖精1「……うん。 わかった、それじゃあ……」
妹紅「そう……まあ、ある意味今までで一番キツい練習かもしれないよ」

にやにやと笑みつつ、にとりと並んでバイタルエリア付近に立ち。
立ち尽くしている妖精1に対し腰を低くしてディフェンスに行く構えを見せる妹紅。
そして、それを横目で見ながらにとりもまた構えを取る。

にとり「私と妹紅が相手だ。 ドリブルでもシュートでも何でもいい。 ワンツーがしたいなら、協力を申し出てくれた河童Aを頼れ」
河童A「どうも、僕です」
にとり「さぁ、かかっておいで妖精1! 河童の技術を見せてくれるよ!」
妹紅「よーし、勝負だよ妖精1!」
妖精1(……やってやる! 私はもう弱かった頃の私じゃない!)


0ch BBS 2007-01-24