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【楽しい?】幻想のポイズン29【サッカー】


[927]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2010/03/18(木) 18:16:19 ID:???
こうしてある程度の顔合わせが終わったところで、それぞれのチームのメンバーはベンチへと戻り。
作戦タイムへと突入をする。
命蓮寺メンバーは、監督的役割も兼任できると自負する魅魔とキャプテン佐野を中心に囲み。
まずは試合に向けて、どうやって戦って行こうかと話し合いをする。

ナズーリン「私達にとってはこれが初めての試合……このチームとして戦うなら、皆にとっても初めての試合だね」
椛「ッス、何とか勝って今後に勢いをつけたいところッス!」
佐野「そうだな、とにかく全員力を合わせて頑張ろう!」
白蓮「そうね! 私達9人が力をあわせれば怖いものなんて無いわ!」
佐野「……ん?」

試合に向けての意気込みを吐露し、燃える命蓮寺メンバー。
しかし、何かがおかしい。明らかに何かがおかしい。
今、佐野の次に白蓮が呟いた言葉を佐野はゆっくりと理解しようと務めつつ……。
輪になって話を聞こうとしていたメンバー全員の顔を見渡す。

佐野(師匠はあくまで選手じゃないから、試合に出場するのは……。
   俺に白蓮さんに星さん、ムラサ、一輪、ナズーリンに椛、小町さんに靈夢さんで……)
白蓮「……?」
佐野「……9人しかいねぇぇぇぇぇぇっ!!」
一輪「待って、佐野! 雲山がいる!」
佐野「それでも一人足りねぇよ!」

試合が出来ると思って舞い上がっていた為忘れていたが。
未だ命蓮寺メンバーは11人には届かず、たったの9人しかいないチームなのだ。
これで試合が出来ない事も無いが、どう考えたって不利である。
一輪の雲山を使ってという哀願にそれでも足りないと反論しつつ、頭を抱える佐野。
椛、星、ナズーリン、ムラサも不安そうに佐野を見つめ……。
一方でやはり白蓮はぽややんと微笑み、魅魔と靈夢は平静そのもの。
どうしたもんかと頭を掻き毟る佐野だったのだが……。


0ch BBS 2007-01-24