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【どん底からの】キャプテンEDIT2【出発】


[22]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/07(日) 22:42:38 ID:GE+4f6OQ
清栄の監督『(おっ、切り出す前に食いついてきた!)鳴紋と我々の差は、小豆沢と同じレベルの選手がいるかどうかだ。
ヤツさえいなければ、組織的な戦術に優れる清栄の勝ちだろうな』

清栄の8番『も、もし小豆沢を退場に追い込めたら……』

清栄の監督『10人でも勝てる。今年は金成がいるからな、中盤をヤツ一人に任せて放棄し人数を攻守に振り分ければ、
相当に有利な立ち回りが出来る。……もし自分と引き換えに小豆沢を退場させられる男がいれば、それは英雄だろうな』

清栄の8番『英、雄……(そうだ……俺がチームを救うんだ。英雄になれるんだ!)』

清栄の監督『(目の色が変わったな。なんというか、淀んだ色に)……しかしそんな男はどこにもいないだろう。
一時とはいえ汚名を受けるのだ。今日日の臆病な男子にはとても――』

清栄の8番『お、俺は――』


  … … …


清栄の8番(――そうだ、俺がチームを勝利に導くんだ……スタメンになるのに三年かかった。
実力はベンチ組よりマシ程度、って陰口を言うヤツもいる。けど、そいつらにこんな勇気があるか?
金成だって口だけで小豆沢に歯が立たなかったじゃないか。俺は違う。
俺は英雄だ。チームの前に立つ障害を、身を持って粉砕する英雄なんだ! 無能な臆病者なんかじゃない!!)

小豆沢(!? コイツ、初めからボールを見ていな――)

小豆沢が気付いた時には遅かった。
8番のショルダーチャージは、元より小豆沢を倒すことを狙っていたのである。
フェイントを掛けようと体勢を不安定にしていた小豆沢は、それをモロに受けた。


0ch BBS 2007-01-24