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【どん底からの】キャプテンEDIT2【出発】


[239]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/11(木) 22:56:06 ID:vPRNWLGs
>>A.共通の話題といったらこれしかない。サッカーについて
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大前「そう言えば先輩。県大会をずっと観戦していて気付いたんですけど」

豊原「何だ?」

大前「先輩の動きって、ずっと守備をやっていた人って感じですね。それも一年二年って感じじゃなくて、小学校の頃からずっと」

豊原「ああ、よく気付いたな。確かに、子どもの頃からずっとディフェンダー一本だったよ」

大前「なんか珍しいですね。子どもの頃って、フォワードとか目立ちそうなポジションをやりたがるって思いますけど」

豊原「なんだそりゃ。それは、ディフェンダーが目立たないってことか?」

大前「あ、いえ。そう言う訳じゃなくて……」

豊原「分かっている。子どもの頃にしては、っていう話だろう?」

そう言って、豊原は人の悪い表情で笑う。
担がれたのだと悟った時には、すでにしれっとした顔に戻っていた。

豊原「まあ、これくらいのことなら話してもいいか。……お前の言った通り、小学生は派手好きだからな。
ちょっとでも上手いヤツは、オフェンスをやりたがって少しでも前のポジションを志望する。
フォワードから埋まっていって、次はミッドフィールダー、指導者が誰か上手いのをキーパーに選んで……残るのはディフェンダーだ」

大前「はあ、どこもそうなんですね」

豊原「で、俺はその『残り物』の一人だったわけさ。始めた頃は、チームで一番下手くそだったからな。
それが一年過ぎ、二年経ち……気が付けば、小学校を卒業してもディフェンダーだった。
すっかりディフェンスを意識した動きが、染みついてしまったからな。もう今更コンバートは出来ん」

大前「……すいません、何か悪いことを聞いちゃったみたいで」


0ch BBS 2007-01-24