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【どん底からの】キャプテンEDIT2【出発】


[29]キャプテンEDIT ◆wM6KXCkaLk :2010/03/07(日) 22:51:19 ID:GE+4f6OQ
実況「小豆沢くん、やはり試合続行は不可能の様です。チームメイトに見送られ、担架でピッチを後にします。
あ、今、審判の裁定が出ました! レッドカードです! これは当然でしょう!
同点直後に攻め入られて相手を反則で止め、深刻な負傷を負わせたのです。重い判定も仕方ない!」

観客「バカヤロー! 汚ねえぞ清栄ーっ!」「いやーっ!! 小豆沢くーんっ!!」「何がスポーツ私立だ、反則野郎が!!」

審判「……即刻、退場したまえ。ピッチは勿論、ベンチへも立ち入りは許されない。控室で頭を冷やしなさい」

清栄の8番「へへっ……すいません……」

反省の色が見られない8番に、審判も眉を吊り上げた。

審判「即刻と言ったはずだ! 駆け足!」

清栄の8番「は、はいっ!!」

逃げるようにピッチを後にする8番。
その背に、鳴紋中一同の怒りの眼差しと、観客の罵声が浴びせられた。

観客「二度と来るんじゃねーぞ!」「このっ、最低男!」「鳴紋の地元を歩けると思うな、コラァ!!」

清栄の8番(……馬鹿が。俺はチームを救ったんだ……英雄なんだ……ふへへっ……馬鹿どもには分からないかもしれないけどな)

心中でそう嘯き、自分を正当化する。
だが、彼は気付いていなかった。彼が救ったはずのチームメイトたちすら、蔑みの視線を送っていたことに。


0ch BBS 2007-01-24